無資格者にフォークリフト運転させた疑い 会社などを書類送検 男性は左足切断などの大けが【長野】

長野労働局

輸送用トラックに載せようとしたフォークリフトが転落し、運転していた男性が左足切断などの重傷を負った事故で、伊那労働基準監督署は資格がない従業員を作業をさせた疑いで上田市の運送会社などを書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは上田市の運送会社と松川町の営業所の男性所長です。
伊那労働基準監督署によると5月15日、南箕輪村の会社で最大荷重1.5トンのフォークリフトを輸送用トラックに載せるため移動させたところ、荷台からフォークリフトが転落しました。
運転していた男性が下敷きになり、左足の切断と右足骨折の大けがをしました。
労働安全衛生法では最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転をする場合、技能講習を受けるなどし資格を持つ必要があります。

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