松本パルコの後利用 商工会議所など「行政と一体となった街づくり」を市に要望【長野・松本市】

2025年2月末で閉店する松本パルコの後利用をどうするのか。地元の商工会が行政と一体となった街づくりを市に要望しました。

■大宮康彦・商業部会部会長
「中心市街地の在り方というのは、今後の松本を左右する大きな要素だなと思います」

松本市の中心市街地のシンボルとして親しまれてきた松本パルコの後利用について、地元商工会などが市に要望書を渡しました。松本パルコは閉店後下層階は商業施設として、上層階は市が借り上げ、幅広い世代が集まれる新たな図書館を検討しています。

■臥雲義尚市長
「(行政が)不安や懸念を期待あるいは展望というものに変えられるかということ…」

一方、須坂市には県内最大の大型商業施設が計画されています。郊外型とは違う中心市街地の価値を生かし若者やファミリーが集う施設が求められています。

■松本商工会議所・赤羽真太郎 会頭
「(パルコは)ランドマーク的な要素がたくさんありましたし、それを損なわないような形の仕組みが出来ないかなということではずっと協議をしてまいったわけですけど、(行政が入るのであれば)一から考え方を変えていかないとならないなという風には思っております」

地元商工会は閉店後速やかな再開を求め情報を開示していくことも要望しています。

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