須賀健太と駒井蓮が「先生さようなら」に出演。Snow Man・渡辺翔太の学ラン姿も公開

Snow Man渡辺翔太が主演を務め、日本テレビで2024年1月にスタートする連続ドラマ「先生さようなら」(月曜深夜0:59、開始日未定。関東ローカル、Hulu・TVerでも配信)に、田邑拓郎(渡辺)の学生時代の親友とクラスメート役で、須賀健太駒井蓮が出演すること分かった。また、渡辺の高校生時代の場面写真とコメントも公開された。

「先生さようなら」は、八寿子氏によるコミック「先生さようなら」「ハイライト」(小学館「ベツコミフラワーコミックス」)を原作とした、明るくも切ない学園ラブストーリー。過去の“国語教師×男子高生の恋”と現代の“美術教師×女子高生の恋”が輪廻(りんね)し、交錯していく物語で、渡辺は27歳の高校教師としての現在と、17歳の高校生としての過去という二つのラブストーリーの主人公を演じる。

須賀が演じるのは、田邑と中学から高校まで一緒で、田邑にとってどんなことでも相談出来る親友・児玉俊。安定志向で、田邑の行動や考えは大らかに受け止めつつも、辛らつなアドバイスは繰り出すタイプ。大学は別々の道を歩むが、親交は途絶えず、田邑が教師になった今も定期的に会い、お互いの近況をなんでも話せるよき友人だ。

「最初にお話をいただいた時は、何よりもまず『高校時代のシーンがあるっ!?』でした(笑)。以前から取材などで『30歳まで学生役やります!』と言ってはいたものの、実際お話をいただくと戦々恐々(笑)。お肌の張りが10代と違う…必死に化粧水を塗りました」と高校生役に対して、まずは見た目から整えたという須賀。

演じる児玉は、原作にはないドラマオリジナルキャラクターとなるが、「原作のある作品で、オリジナルキャラクターを演じさせていただくということは、原作とドラマをつなぐような存在でなければならないと感じ、とても光栄であり身が引き締まる思いです!」と語り、「児玉という役は周りをよく見ていて、客観的に物事をジャッジする言動がある人だと感じています。ただ、一般論を語るところにも拓郎への思いやりや優しさが透けるように意識して演じさせていただいています」と役づくりにも触れている。

そして、「人が人を好きになること。それ自体がとても美しく、切なく、尊いことだと感じていただけるドラマだと思います。僕が演じさせていただく児玉はオリジナルキャラクターということもあり、一番視聴者の皆さんに近い存在だと思いますので、ぜひ一緒にこの作品の世界を楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。

駒井が扮(ふん)するのは、田邑の高校時代のクラスメート・小林真奈。田邑に入学式で一目ぼれして以来思いを寄せる。3年で同じクラスになったことで、距離を縮めたいと思っているがいつも空振りしてしまう。それでもめげない真っすぐで明るいキャラクターだ。

「『10代の恋』に向き合うことへの、ワクワクとちょっとした不安がありました。10代の行動力や弾ける姿をどう表現できるかな」と心配したという駒井だが、「でも、本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんとご一緒できて、皆さんが常にキラキラしていらっしゃるので、私も『人を純粋に好きになること』に全力で、丁寧に取り組んでみたいなと楽しみになりました」と撮影に入る中で、前向きな気持ちに変化したそう。

加えて、「とても心が、心(しん)が強い子」だという真奈に関しては、「彼女の田邑くんへの純粋な思いや、彼女の行動を理解しようとするたびに、その強さが浮き彫りになるので、私は演じるといつも尊敬してしまいます。真奈という役は私にとって挑戦で、なかなかつかめないところもあったんですけど、常に前向きに考えるという部分を意識しました。監督と一緒に話し合った時も、そんな彼女の前向きさについて考えていたと思います」と、真奈の長所を意識しながら撮影に臨んでいることを明かす。

そして、「過去のシーンと現在のシーンで、制服や学校という環境、コミュニケーションの取り方が異なっているのが見どころだと思います。そして、そんな時代による違いがあっても、人を思う気持ちのはかなさ、温かさ、恋は変わらない、そんなことを感じていただけるドラマなのではないかなと思います! 皆さまぜひ、ご覧ください!」とアピールしている。

児玉との共演シーンなど、渡辺が演じる田邑との高校時代の場面写真も公開。渡辺は「過去の拓郎のストーリーにはオリジナル部分もあるので、そこも見どころです。でも学生時代のストーリーがこんなに描かれるとは…と、びっくりしました。この年になって学ランを着るとは思いませんでしたので!! 僕の高校はブレザーだったので、中学の時以来の学ランを着ました。何回もトイレに行って、何度も鏡で学ランを着ている自分を見て、本当に何度も何度もスタッフさんに『大丈夫!?』という確認をして…『大丈夫だよ!』という言葉をもらって自分を安心させました」と、久々の学ラン姿に戸惑いもあった様子。

それでも、「須賀くんより僕がずいぶん年上かな…?というイメージがあったので、2歳しか変わらないということで一気に親近感が湧き安心しました。駒井さんたちともなじめている…かな?と思うようになってきたので、自信を持ってやっていこうと思っています(笑)。徐々に現場の空気感に慣れてきたこともあり、高校時代の現場も楽しいです!」と語っている。

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