「チームは自己満足に陥っていない」3戦連続ドローへの批判にグアルディオラ監督が反論

批判に反論するジョゼップ・グアルディオラ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チームへの批判に怒りを示した。イギリス『ミラー』が伝えている。

現在プレミアリーグ3連覇中であり、今シーズンも開幕6連勝を飾るなど好調を維持していたシティ。しかし、第12節のチェルシー戦を4-4のドローで終えると、続くリバプール、トッテナムとの対戦も勝ち切れず、3戦連続ドローで順位は3位まで下降している。

対戦相手がいずれもビッグ6のクラブだったとはいえ、王者の失速にはさまざまな声が上がっており、イギリス『スカイ・スポーツ』の番組内でギャリー・ネビル氏は「自己満足に陥っている」と批判。同番組に出演していたクラブOBのマイカ・リチャーズ氏も「何かがおかしい」と懸念していた。

これに対して、グアルディオラ監督は猛然と反論。7日に行われるプレミアリーグ第15節アストン・ビラ戦に先立った記者会見で、指揮官は自分たちを批判したコメンテーターたちへの不満を露わにしつつ、チームのリーグ4連覇に自信を示している。

「ここでは、勝てないと“自己満足だ”とされ、キャラクターがないと言われる。それは理解しているよ。だが、勝っていれば、我々にはまだハングリー精神があるということになるだろう。そして私が間違っているかもしれないが、チームはまだ満足していないと思っている」

「私は選手たちのことを知っている。そして、ここまでの我々の振る舞い方が尋常ではないこともね。今のレベルを維持できれば、プレミアリーグで再び優勝できると感じている」

「これがどれほど難しいことかわかってもらえるだろう。そうでなければ、ギャリー・ネビルはマンチェスター・ユナイテッドが最高の時期を過ごしているとき、プレミアリーグで4連覇できたはずだ。だが、そうはならなかった。ジェイミー・キャラガーはプレミアリーグを一度も取れず、マイカ・リチャーズも4連覇を達成できていない。決してだ」

「私はチームの戦い方、プレスのかけ方、最後まで続ける姿勢、そして失点した後の動揺を見てきた。だから、自己満足に陥っているなどとは思わない。もしかしたら私が間違っていて、彼らには私が見えないものが見えているのかもしれない。でも、そういう感覚はないんだ」

「私としては、我々がプレミアリーグを勝ち取るだろうと思っている。リバプール戦やトッテナム戦のパフォーマンスを維持できれば、再びリーグを制することができるはずだ」

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