「現代の名工」におせち料理学ぶ特別授業 千葉・九十九里町の高校で

おせち料理学ぶ プロ料理人による特別授業 千葉

 正月のおせち料理の文化を学んでもらおうと、千葉県九十九里町の高校で12月6日、プロの料理人による料理の特別授業が行われました。

 この特別授業は、地域住民と一体となり教育に取り組む制度「コミュニティ・スクール」の一環として行われ、2年生の生徒や地元の住民など約15人が参加しました。

 授業では、日本料理の技術で「現代の名工」にも選ばれている、武蔵丘短期大学の特任教授、中村昌次さんが講師を務め、おせち料理の作り方を伝授しました。

 参加者らは、プロの料理人から包丁さばきの指導を受けながら、おせち料理の煮しめの材料のニンジンやシイタケの飾り切りに挑戦したほか、縁起物の錦玉子を作るなど、合わせて4品を作りました。

 そして、盛り付けた料理に丁寧に正月の飾りつけをして、一足早くおせち料理を味わっていました。

参加した生徒は― 
「おせち料理を初めて作って、食材の切り方や食材の意味を知った」

参加した地元住民は―
「おせち料理は作ったことはないが、今回資料もいただいたので、家で作れるものは作ってみたいと思った」

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