諏訪市で、大量のごみやテレビなどの廃棄物が不法投棄されているのが見つかりました。この近くでは10月にも不法投棄があったばかりでした。
道路脇の茂みの中に放置されたダンボールやビニール袋。中には年季の入ったブラウン管テレビやスピーカーそして蛍光灯まで。諏訪市で不法投棄された廃棄物です。1日、市民から通報があり市の担当者などが撤去しました。
■通報した人「切ないというか悲しい。土地勘のある人、偶然の人そこは推測できないけれどやめてもらいたい」
近くの工事現場を行き来する車両や地元住民しか通らない道で、夜は真っ暗になるため人目に付きにくい場所だといいます。この道沿いでは10月にも家庭ごみやスピーカーなどおよそ40kgの不法投棄が発見され、市の職員が注意を促す看板を立てたばかりでした。
■諏訪市市民環境部・高久さやかさん「一部の人だけれど実際にこうやって不法投棄してしまっているという現状と、それを私たち市民の皆さんの税金を使って処分しなくてはいけないということに、対策も困っている。こうやって捨ててしまうということは法律に違反していて罰則もあるので、そういったことはしないでもらいたい」
不法投棄は廃棄物処理法により、5年以下の懲役か1000万円以下の罰金、もしくはその両方が科せられます。市は防犯カメラの設置など対策を強化していく方針です。