世界的ダンサー s**t kingz 持田&小栗×世界的ピアニスト 小曽根真 舞台『ある都市の死』 開幕!コメント到着

世界的ダンサー s**t kingz 持田&小栗×世界的ピアニスト 小曽根真 舞台『ある都市の死』 ついに開幕!
ダンス×ピアノ×芝居の 即興的化学反応で『戦場のピアニスト』 主人公が壮絶な戦禍で生きた“一度きりの人生” を描く。

この作品は、映画『戦場のピアニスト』の主人公にもなったポーランドのピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが書き残した著書と、その息子・クリストファ ーの著書、そして彼を助けたドイツ軍将校の手記をもとに創られている。
s**t kingz メンバーの持田将史(もちだ・しょうじ)がシュピルマン、小栗基裕(おぐり・もとひろ)は息子であるクリストファ ーやドイツ軍将校ホーゼンフェルトを演じ、またダンスで表現する。さらに、世界的ジャズピアニストの小曽根真(おぞね・ まこと)もシュピルマンとして舞台上に存在しつつ、戦争によって破壊されていく街の魂もピアノで表現する。上演台本・演出は『スラムドック$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』で菊田一夫演劇賞を受賞した瀬戸山美咲が手掛け、彼が 生き抜いた壮絶な戦禍、そしてそんな状況の中でも忘れることのなかった家族への思い、音楽への熱意を、ダンスとピア ノとともに紡いでいく演劇作品になっている。

舞台は 1940 年代、第二次世界大戦下のポーランド・ワルシャワ。ドイツ軍の侵攻により、家族と暮らしていたシュピルマ ンたちの日常が崩壊し、ユダヤ人は壁に囲まれたゲットー(強制的に住まわされた居住地区)に押し込められ、無作為に 命を奪われてしまう。何度も迫りくる死の恐怖と飢えや孤独の中、家族への思い、音楽への希望を失うことなく生き延び たシュピルマンの人生を描く物語だ。

初日公演を終えると、場内からは大きな拍手が沸き起こった。持田は「戦争の中で、何が辛くて、何が幸せで、戦争が 終わって、何を幸せに感じて、何を取り戻せなったのか。この壮絶な事実をとにかく知ってほしいと思います」 と話し、小栗は「今できることのすべてを懸け、エネルギーを込めてお客様に渡せたらいいなと思います。シュピルマンの生きた人生を、一緒に歩いていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。

劇中では、持田・小栗が演じるシュピルマンやクリストファーらの語りに沿い、壮絶な戦禍に生きる人々の心情や滅びゆく街の魂を、小曽根がピアノの生演奏で表現。その瞬間に浮かんだ旋律を即興で奏で、持田・小栗はその音色に呼応し てダンスで表現していく。セッションによるコラボで、同じものは二度とない舞台となっている。さらにエンディングには、小曽根がその日に感じとった音楽を即興で演奏し作品を締めくくる。小曽根は「お客様からいただいたエネルギーを受けて、 即興で演奏します。毎回違う曲になりますので、そこも楽しみにしていただければと思います。皆さんと一緒に旅ができ るように、しっかり音楽を紡ぎます」と意気込みを見せた。

出演者コメント
〇持田将史
壮絶な戦争の体験を記録するということは想像以上に大変なことだと、この作品と向き合って改めて感じています。戦争 の中で、何が辛くて、何が幸せで、戦争が終わって、何を幸せに感じて、何を取り戻せなったのか。シュピルマンやホー ゼンフェルトが書き残してくれた事実、クリストファーが息子として書き残してくれた父親像を、とにかく全力で伝えたいと 思います。

〇小栗基裕
この作品が投げかけるテーマを伝え、どう演じていくか、稽古中もたくさん悩みながら今日まできました。模索しながら積 み上げてきたことを、今できることのすべてを懸け、エネルギーを込めてお客様に渡せたらいいなと思います。シュピルマ ンの生きた人生を、一緒に歩いていただけたら嬉しいです。

〇小曽根真
残念ながら今もなお、世界で戦争が起こっているこの時代にこの作品を上演する意味を考えながら、それぞれのシーン を大切に創ってきました。最後の曲は、お客様からいただいたエネルギーを受けて、即興で演奏します。毎回違う曲にな りますので、そこも楽しみにしていただければと思います。皆さんと一緒に旅ができるように、しっかり音楽を紡ぎます。劇場でお待ちしています。
概要
舞台『ある都市の死』
出演:持田将史(s**t kingz) 小栗基裕(s**t kingz) 小曽根 真
上演台本・演出:瀬戸山美咲
東京公演 12月6日(水)~10日(日) 会場:草月ホール
12月6日(水) 18:30
12月7日(木) 18:00
12月8日(金) 18:00
12月9日(土) 12:00/17:00
12 月 10 日(日) 12:00 SOLD OUT

大阪公演 12月12日(火)・13日(水) 会場:サンケイホールブリーゼ
12月12日(火) 19:00
12月13日(水) 14:00/18:30

問合せ:
<東京公演>キョードー横浜 045-671-9911 土日祝を除く平日 11:00〜15:00
<大阪公演>キョードーインフォメーション0570-200-888 <営業時間11:00〜16:00(平日・土曜日)
原作:ウワディスワフ・シュピルマン(佐藤泰一 訳)『戦場のピアニスト』(春秋社刊) クリストファー・W.A. スピルマン『シュピルマンの時計』(小学館刊) ヘルマン・フィンケ(高田ゆみ子 訳)
『「戦場のピアニスト」を救ったドイツ国防軍将校:ヴィルム・ホーゼンフェルトの生涯』(白水社刊)
企画制作:アミューズ

公式 HP:https://arutoshi.com/

公式 X(旧 Twitter):@arutoshi_no_shi

公式 Instagram: @arutoshinoshi

舞台撮影:岩村美佳

© 株式会社テイメント