「大谷は数日以内に決断する」と米記者 依然ドジャースが最有力

ドジャース、ブルージェイズ、ジャイアンツ、カブス、そしてエンゼルス。大谷翔平の争奪戦にはこの5チームが加わっているとみられるが、どうやら大谷が決断を下す瞬間は近づいているようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者は関係者から得た情報として「大谷は数日以内に決断する見込みだ」とリポート。「今週中には決まるだろう」との見通しを伝えており、遅くとも現地時間の日曜日(日本時間12月11日)までには大谷の来季の所属チームが決まる可能性が高そうだ。

モロシ記者は「数日以内に決断する見込みだ。今週、大谷の契約交渉のプロセスに詳しい多くの人々からそのような話を聞いた。今日決めるわけではないかもしれないが、決断の日は近いだろう」とリポート。モロシ記者によると、依然としてドジャースが最有力候補と目されているという。

大谷と各チームの契約交渉は最終段階に突入しているとみられており、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はここ数日のあいだに大谷と面会する機会があったことを明言。ジャイアンツとブルージェイズも面会した形成があることが報じられている。一方、一部メディアで大谷争奪戦から撤退したことが報じられたカブスは、ジェッド・ホイヤー編成本部長がその報道を否定しているものの、すでに大谷と面会したのか、今後面会予定があるのか、現時点では不明である。

再契約を目指すエンゼルスについては、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が「MLBネットワーク」の番組内で「エンゼルスも争奪戦に本格的に参戦している」とリポート。フェインサンド記者によると、関係者のなかには大谷が最終的にエンゼルス残留を選択することを予想している人もいるという。また、ブルージェイズについては、地元紙「トロント・サン」のロブ・ロングリー記者が全力で大谷獲得を狙っていることを伝えている。

果たして、大谷は来季どのチームの一員としてプレーするのか。モロシ記者のリポートが正しければ、まもなく大谷争奪戦に終止符が打たれることになる。

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