精神障がいのある人たちが手がけた絵画と書道の展覧会 栃木こころの絵画・書道展

 

 精神障がいのある人たちが手がけた、絵画と書道の展覧会が12月1日に宇都宮市で開かれました。

 宇都宮市で開かれた「栃木こころの絵画・書道展」は、絵を描くことや書道を通して、社会参加や心の安らぎを感じてもらおうと、県内の精神科病院で構成される「県精神衛生協会」と県が毎年開いています。

 県内の病院などに入院や通院する精神障がいがある人たちが、日々の作業療法やリハビリなどで制作した作品約200点が展示されました。

 個人のほか共同で制作したものもあり、その中から、金賞が2つ選ばれました。絵画部門では、「ビューティーホリデイ」と書かれた通り、ワクワクする休日を連想させる作品が金賞を受賞しました。

 一方、書道部門では七福神の1人「毘沙門天」と力強く書かれた作品が金賞を受賞しました。個性が際立つ作品ばかりが並び訪れた人を楽しませました。

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