羽生結弦の単独アイスショー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY”TOUR」佐賀公演第2日が生中継決定

CS放送のテレ朝チャンネル1では、2024年1月14日(午後4:00)に、羽生結弦が出演する単独アイスショーの第3弾「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY”TOUR」の佐賀公演第2日の模様を、独占生中継することが分かった(延長の場合あり)。

2022年7月にプロアスリートに転向し、その後もフィギュアスケートを突き詰め未知の世界を見せ続けている羽生は、2022年12月に八戸で「プロローグ」を、2023年2月には東京ドームで「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023“GIFT”」と単独でのアイスショーを成功させてきた。そんな羽生が出演・制作総指揮として新たに見せる「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY”TOUR」は、生きていく中で繰り返される問い、人として根源から湧き上がる思いや願い、そして“祈り”がテーマとなっている。

演出を担当するのは、Perfume、BABYMETALなど数々のアーティストを手掛けてきた振付家で、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)のエンディングテーマ「恋」の振り付け、“恋ダンス”でも知られるMIKIKO氏。

羽生は「MIKIKO先生や大切な皆さんと一緒に、また作り上げていく機会をいただき、本当にうれしいです」と今回のアイスショーを喜び、「この『RE_PRAY』には、自分の経験の中で大きな要素であるゲームの世界からの倫理観や価値観も入っています。たった1回しかない命、繰り返しできるゲーム、相反している二つの中で、それぞれでしか見つけられない大切なことがたくさんあると思っています。どちらの大切なことも、言葉たちとスケートに託していきます」と思いを明かしている。

さらに、「見てくださる方の中で考えて、過去が昇華されたり、考えすぎて逆に悩みが増えることもあるかもしれません。正解が一つではない問いの中で、そして、一度として同じにならない空間とスケートと演出で、見てくださる方一人一人の中にしか生まれない世界の色を感じていただければと思います。正しさも、間違いも、悲しみも、孤独も、祈りも、自分の魂を込めて、言葉たちとスケートで紡がせていただきます」と、表現者としての意気込みを表している。

一方、MIKIKO氏も「まだ見たことのない景色にたどり着くために遠くに見えるかすかな光を目指して、ただひたすら祈りながら進み続ける。たくさんの選択肢の中から選んだこの道が、自分だけの物語になっていく。羽生くんの紡ぐ言葉たちと、彼にしか描けない表現に、お客さまの人生が重なって、初めてこの作品は完成します」と述べ、「“羽生結弦”の表現に触れられることは、きっとこの時代を頑張って生きている私たちへのご褒美です。再びのこの機会に感謝して、大切に大切に作ってまいります」とコメントしている。

© 株式会社東京ニュース通信社