前田拳太郎と駒木根葵汰が「顔」でゲス男に!“悪女”後藤久美子&武井咲に襲いかかる

前田拳太郎駒木根葵汰が、2024年1月3日放送のテレビ朝日開局65周年記念 松本清張 二夜連続ドラマプレミアム 第一夜「顔」(午後9:00)に出演することが分かった。

これまで幾度となく実写化されてきた松本清張の名作を脚本家・浅野妙子氏が現代版へと大胆にアップデートし、後藤久美子武井咲がダブル主演で挑む「顔」。覆面アーティスト・井野聖良(武井)と殺人犯を目撃した弁護士・石岡弓子(後藤)は、関わり合うことなく生きてきたが、ある出来事をきっかけに殺人を犯した聖良と、弁護士である弓子が再会したことから、運命の歯車は激しく回り始める。

前田が演じるのは、聖良の元カレで同じ事務所に所属する駆け出しの俳優・森尾亘。かなり嫉妬深い性格の上、聖良のことも自分の意のままにしようと束縛する。デビューを間近に控えた聖良から別れを切り出されると逆上し、あろうことか聖良のあられもない姿を撮った動画で、聖良を自分のもとに引き留めようとするゲスな男だ。

作品の初めの印象を「とても豪華なキャストの皆さんと共演できるということで一緒にお芝居ができるのかとすごくうれしい気持ちでした。初めて脚本を拝見した時は、それぞれのキャラクターが抱える思いやスリリングな展開にくぎ付けになり、映像になった時を想像してとてもワクワクしました」と述べる前田。さらに「森尾亘という役は、今までに演じたことのない役で、役づくりにはかなり苦戦しました。接する相手によって印象がかなり変わるようなキャラクターなので、その理由や意味を考えて演じました」と明かす。

また、今回の作品は前田が主人公に抜てきされた「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系)と同じ望月卓プロデューサーが名を連ねているということで、「どこか懐かしい気持ちでした。現場でもライダーのお話などさせていただきましたし、お芝居の中にも懐かしの要素が入っているかもしれないので、ぜひ皆さんにも探していただきたいです」と話し、「サスペンスドラマならではの急展開なストーリー、そして後藤久美子さん、武井咲さんのお二人が魅せるお芝居。序盤から目が離せなくなるようなドラマになっていますので、ぜひお楽しみに」とメッセージを寄せた。

一方、駒木根が扮(ふん)するのは、不良グループのリーダー・和田友彦。弓子の娘・紗由美(吉柳咲良)が裸にさせられている写真を入手した和田は、それをネタに弓子に金を払うよう要求する。その動画は思いもよらない者の手に渡り、さらなる波紋を呼ぶことになる。

まず、「新春ドラマは初だったのでとてもうれしかったです。後藤久美子さんと武井咲さんのW主演でとても驚きました。“松本清張ドラマスペシャル”にも緊張感が張り詰めました」という駒木根は、「読めば読むほどニヤニヤしてしまうような脚本で、和田という人間をどうつくっていくかを楽しむことができました」と語る。

加えて、今回演じる役柄については「他人だったら嫌だなぁと思うほど、心の内が分からない人間です。見てくださる方々にも嫌なやつだなと思われるように演じました」と難しさを感じた様子。そして、「後藤さんの復帰作でドキドキ、ソワソワするような展開になっています。そんな中で、僕が演じる和田も後藤さん演じる石岡弓子にいろいろ仕掛けていきます。盛りだくさんなドラマですのでお楽しみください」と呼び掛けている。

なお、進藤薫(上川隆也)の相棒刑事・朝永弘役の若林時英、弓子の弁護士事務所のスタッフ・矢野彰役のゆうたろうの出演者も併せて発表になっている。

© 株式会社東京ニュース通信社