マティプは前十字じん帯断裂...クロップ監督が明かす「予想通りの結果が出てしまった」

重傷となってしまったマティプ[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、元カメルーン代表DFジョエル・マティプが重傷を負ったと明かした。イギリス『90min』が伝えている。

マティプは3日、先発出場したプレミアリーグ第14節のフルアム戦(4〇3)で負傷交代。続く6日のシェフィールド・ユナイテッド戦(0〇2)は欠場を余儀なくされていた。

シェフィールド戦終了後にマティプのケガの具合を問われたクロップ監督は、精密検査の結果、「前十字じん帯断裂だ。残念ながら、最初の瞬間から予想していた通りの結果が出てしまった...非常に残念だ」と、主力センターバックが重傷を負ったと明かす。

前十字じん帯のケガは手術が必須。その場合、少なくとも9カ月前後の離脱が見込まれるため、『90min』いわく「マティプはほぼ確実に今シーズンが終了した」とのこと。リバプールが来年1月の移籍市場で新たなセンターバック獲得に本腰を入れる可能性もあると推察する。

プレミアリーグもヨーロッパリーグ(EL)も順調に歩みを進める今季のリバプール。センターバック補強の可能性という点では、マティプ負傷以前からスポルティングCPのポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオ(22)、ベンフィカの同代表DFアントニオ・シウバ(20)、サンパウロの元U-20ブラジル代表DFルーカス・ベラルド(20)らへの関心が報じられている。

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