シャツのロゴを見てミランにいることを実感… 復帰したべナセルが忠誠誓う「ここにいる限り毎日100%の力を出し切る」

長く離脱していたベナセル[写真:Getty Images]

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルがクラブへの想いを語った。『フットボール・イタリア』が伝えた。

2019年夏にエンポリから加入して以来、ミランの中盤を支えているベナセル。昨シーズン終盤の5月からは右ヒザの大ケガにより戦線離脱していたが、今月2日のセリエA第14戦フロジノーネ戦で79分から出場し、ようやくピッチに戻ってきた。

そんなベナセルはクラブのインタビューに応じた中で、自らの人生に言及。ミランに在籍していることに驚くことがあると明かした。

「時々、練習場にいる時にシャツのロゴを見て、『自分は本当にミランでプレーしているんだ』と思うことがある… そして、以前自分がどこにいたのか、何を成し遂げてきたのか、どこからやって来たのかを思い出す」

「こういったことを振り返ると『もっとがんばろう』という気持ちがいつも湧いてくる。このクラブにいることを本当に誇りに思っているし、ここにいる限り毎日100%の力を出し切るつもりだ」

ミランは現在チャンピオンズリーグ(CL)でグループF最下位と決勝トーナメント進出が危ぶまれており、セリエAでは首位インテルとの勝ち点差が「6」開いている状況。全力を尽くすと誓ったベナセルの活躍により、より上へと向かっていくことが期待される。

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