キャンプに子供用のランタン・ライトがあった方が良い理由とは?おすすめアイテムも紹介

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キャンプの準備で意外と見落としがちなのが、子供用の照明ギア。ランタンやヘッドライトなど様々なギアがありますが、どう使い分ければいいのか悩むことも。安心安全にファミリーキャンプを楽しむために、子供が2歳の時からキャンプを始めた小学生ママキャンパーが実体験をもとに解説します。

子供用のランタン・ライトが安心安全なファミリーキャンプに欠かせない

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ファミリーキャンプを始めようとすると、テントやテーブルから、チェアやクーラーボックス、コンテナボックスまで、たくさんのキャンプ用ギアが必要になりますよね。

真っ暗な夜でもサイトや手元を明るく照らしてくれる「ランタン」は、キャンパーのマストアイテム。

キャンプ用のランタンは、ホワイトガソリンを燃料とする「ガソリンランタン」、カセットボンベやOD缶などのガスを燃料とする「ガスランタン」、灯油(ケロシン)やパラフィンオイルを燃料とする「オイルランタン」など様々な種類があります。

特にファミリーキャンプでは、子供と一緒に安全に使える「LEDランタン」が人気で、主に乾電池式と充電式があり、さまざまなデザインの商品が展開されています。

さらに頭に装着して使う「ヘッドライト」があると、サイトの設営や料理などの作業をする際に便利です。

そんななか、盲点になりがちなのが「子供用の照明ギア」です。

ランタンやヘッドライトには、子供も使いやすいコンパクトで軽量なものや、子供が喜ぶデザインのものが展開されているのです。

子供用のランタン・ライトがキャンプに必要な理由とは?

実際にキャンプ場に行ってみると、家族で大きめのランタンを共用しているケースが多いように見受けられます。

明るくて頼もしい存在ですが、大きくて重たいために、小さい子供には持ち歩きにくいことも

家族でトイレに行く時は、大きなランタンを親が持ち、子供は足元が見えにくいこともあります。

またサイトに大きなランタンがひとつだけだと、子供がコンテナからおもちゃを取り出したいとき などに「暗くて見えないよ~!」ということも。

そんな時、子供も自分用のランタンやヘッドライトなどの照明ギアがあれば、よりスムーズに活動することができるのです。

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さらにサイトの近くが崖になっていたり、川沿いだったりするキャンプ場だと、夜は事故のリスクが高まります。

小さな子供には光るリングを身に着けてもらうなど、親が子供を見失わないよう安全対策が必要になります。

【子供用おすすめキャンプ照明】~5歳ごろまではランタン&光るリングが便利!

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ここからは、2人の子供が2歳&4歳のころにキャンプを始め、現在では7歳&9歳の小学生となったファミリーキャンパーの筆者が、5年間のキャンプライフの中で試行錯誤のすえにたどり着いた、おすすめの照明ギアをご紹介します。

まず幼稚園の年中さんくらい(5歳ごろ)までなら、ランタンがおすすめです。

家族で使うランタンは、小さな子供にとっては、重たくて持ち歩きにくかったり、ON/OFFのスイッチや光量調整のツマミなどを扱うのが難しいことも。

軽くてコンパクトな子供用のランタンなら、小さな子供もストレスなく安心して使うことができます。

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筆者のイチオシは、雑貨メーカー「スパイス」が手がける「SPICE OF LIFE スマイルLEDランタン」

柔らかいスイッチを押すだけで灯りをつけることができ、小さな子供でも簡単に操作できます。

またカラーバリエーションが豊富なので、お気に入りのカラーを見つけやすく、他の人とかぶりにくいのも嬉しいポイント。

さらに価格は約1,000円と、きょうだいがいても買い揃えやすいお値段です。

可愛さだけでなく実用性も兼ね備えているので、筆者も自宅で普段から愛用しています。家族で一人ひとつ買い揃えても良いですね。

筆者撮影「自宅でも毎日愛用」

さらに、子供が身に着けられる蛍光ライトがあると安心です。

暗いキャンプ場で小さな子供が動き回ると、どこにいるのか分からなくなってしまいます。蛍光ライトを身に着けていれば、暗闇で目立つので子供を見失いません。

サイリウムライトをパキッと折るだけで光り、夕方使い始めても夜中まで光り続けます。

筆者撮影「つなげても遊べる光るリング」

指輪やカチューシャなどさまざまなタイプがありますが、おすすめは外れにくく、邪魔にならないブレスレットタイプ

デザインやカラーなどバリエーションが豊富なので、子供が自分で選ぶことでテンションもアップ!

ダイソーなど100円ショップでもさまざまな種類が販売されているので、チェックしてみてくださいね。

【子供用おすすめキャンプ照明】6歳~小学生ならヘッドライトをプラスしよう!

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幼稚園年長さん(6歳)くらいからは、ランタンに加えてヘッドライトもプラスするのがおすすめです。

自分でモノを管理できるようになってくるので、必要な時にヘッドライトを装着して使いこなすことができます。

主に手元を照らすのに適しているランタンに比べて、ヘッドライトはより遠くまで照らせます。

子供がアクティブに動き回ったり、一人でトイレに行ったりするときに、ヘッドライトを装着していれば、ストレスなく活動することができます。

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食事中や焚き火でゆっくりするときはランタン、動き回る時はヘッドライトなどと使い分けると便利です。

さらにヘッドライトが大活躍するのが「読書タイム」

筆者の子供はキャンプのたびにテントの中で読書をするのですが、ランタンではうまくページを照らすことができません。

ヘッドライトならピンポイントで本を照らすことができるので、とても便利なのです。

初めは大人用のヘッドライトを子供に貸していたのですが、大人もヘッドライトが必要なので数が足りなくなり、子供用のヘッドライトを買い足すことにしました。

筆者撮影「親が使用しているのは、モンベルのヘッドライト」

とても明るいパワータイプのヘッドライトだと、重たくて、子供の頭からずり落ちてきてしまうことがありました。

子供用には軽くてフィットしやすい、コンパクトなヘッドライトがおすすめです。

1,000円以内で買えるものや、かわいいデザインのものなど種類も豊富なので、ぜひ子供用にヘッドライトを購入してみてはいかがでしょうか。

子供用ランタンやヘッドライトを上手に活用して、家族でキャンプを楽しもう!

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今回は、お子さまにおすすめのキャンプ用の照明ギアについてご紹介しました。

小さい頃は可愛いランタンや光るリングを、大きくなったらヘッドライトをプラスするのがおすすめです。

前述した年齢はあくまで目安なので、お子さまの個性に応じて、早めにヘッドライトを導入しても良いですね。

キャンプ場ではランタンを持っているお子さまは多いですが、ヘッドライトは少数派のように見受けられます。

我が家の小学生の子供たちには、ヘッドライトは使いやすいと大好評なので、ぜひ一度試してみて頂けたらと思います。

ヘッドライトはキャンプ以外でも登山や釣りなど、さまざまなアウトドアで活躍するので、一人ひとつ持っていると便利です。

ぜひランタンやヘッドライトなどの照明ギアを上手に活用して、家族でキャンプを楽しんでくださいね。

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