2024年の最強デュオは「ソト&ジャッジ」 MLB公式サイトが選出

ヤンキースはパドレスとのトレードで25歳の若き天才打者、フアン・ソトを獲得した。これにより、来季のヤンキースはソトとアーロン・ジャッジが同じラインナップに並ぶことになる。ここ数年のエンゼルス(マイク・トラウトと大谷翔平)を見てもわかるように、強打者が2人並ぶだけでは必ずしも強力打線とは言えないが、ソトとジャッジのコンビが他球団の大きな脅威となることは間違いないだろう。MLB公式サイトでは、現時点の「2024年シーズンの最強デュオ」をランキング形式で選出している。

1位に選ばれたのは、もちろんヤンキースのソトとジャッジの強力デュオだ。ジャッジは2022年にア・リーグのシーズン新記録となる62本塁打をマーク。今季は故障に泣いたが、それでも出場106試合で37本塁打は立派な数字である。一方のソトは、19歳でデビューして以来、素晴らしいキャリアを歩んでおり、24歳のシーズンまでに通算3000打席以上を記録した44選手のうち、「OPS+」が157というのは歴代5位の数字となっている。ソトを上回るのは3人の殿堂入り選手(タイ・カッブ、ミッキー・マントル、ジミー・フォックス)とトラウトだけである。

2位にはドジャースで1番&2番打者コンビを形成するムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンがランクイン。今季は2人で合計1400打席以上を記録し、打率.319、68本塁打、209打点、37盗塁、257得点を叩き出した。史上有数の強力デュオの1つであり、もしここに大谷が加わることになれば、この3人が形成する1~3番トリオはメジャー史上最強のものになる可能性も秘めている。

3位にはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.とマット・オルソンが選出。アクーニャJr.は今季、メジャー史上初となる40本塁打&70盗塁を達成し、満票でナ・リーグのMVPに選出。オルソンは本塁打と打点の両部門で球団のシーズン記録を更新し、二冠王に輝いた。なお、今季のナ・リーグのMVP投票は、2位に選ばれたドジャースの2人と3位に選ばれたブレーブスの2人が30人の投票者の1~4位票をすべて獲得した(アクーニャJr.は1位票満票、ベッツは2位票満票、3位票と4位票をフリーマンとオルソンが分け合った)。

「最強デュオ」ランキングの4位以下は下記のようになっている。

4位 ヨーダン・アルバレス&カイル・タッカー(アストロズ)
5位 コリー・シーガー&マーカス・セミエン(レンジャーズ)
6位 ブライス・ハーパー&トレイ・ターナー(フィリーズ)
7位 アドリー・ラッチマン&ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
8位 ブラディミール・ゲレーロJr.&ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
9位 ピート・アロンソ&フランシスコ・リンドーア(メッツ)
10位 マニー・マチャド&フェルナンド・タティスJr.(パドレス)

次点1 ポール・ゴールドシュミット&ノーラン・アレナド(カージナルス)
次点2 コービン・キャロル&ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)

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