桜井ユキ、音尾琢真、優香、高岡早紀、田中直樹が玉木宏主演「ジャンヌの裁き」にレギュラー出演

桜井ユキ音尾琢真優香高岡早紀田中直樹ココリコ)が、テレ東系で2024年1月12日にスタートするドラマ8「ジャンヌの裁き」(金曜午後8:00)にレギュラー出演することが分かった。

玉木宏が主演を務める「ジャンヌの裁き」は、“弱者”である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーが、ジャンヌ・ダルクが革命を起こしたかのように、事件に隠された巨悪の存在に立ち向かっていく痛快なエンタメ司法ドラマ。そこそこ人気の少女漫画家“さんぷう・みなみ”は、世間では女性と思われているが、その正体はちょっと優柔不断なシングルファーザー・越前剛太郎(玉木)だ。ある日、剛太郎にもとに、日本国民から裁判所がランダムに選ぶ“検察審査員”に任命されたとの通知書が届く。漫画の〆切に追われる剛太郎は辞退を申し出るも、特別な事情ではないため裁判所に却下されてしまう。当初はしぶしぶだった剛太郎だが、事件の裏にある人々の思いや、検察によって理不尽に隠された真実を知るうちに、徐々に検察審査会の重要性を認識していく。

審査補助員として剛太郎をサポートする生真面目な弁護士・近藤ふみを演じる桜井は、「私たちが普段生活していてニュースなどで目にする事件や犯罪の結末というのは、ほんの一部分の結果でしかないのかもしれません。そこには関わった人たちのさまざまな思いや思惑などが交錯していて、すべてが正しく判断を下されたものではないかもしれません。『私には関係ない』ではなく自分の在り方を問うきっかけにもなるのではないのかなと思います。私自身撮影を通してしっかりと向き合えていけたらと思います」と意気込む。

剛太郎とは小学校の同級生である刑事・寿就一役の音尾は、「今この瞬間にも真実がうやむやなまま苦しんでいる方がいるということを想像させてくれる脚本でした。日々多くのニュースを目にしておりますが、私自身、身近に事件が起きない限りは他人事としか思えない人の中の1人です。それでも、ここぞという時には勇気を出して誰かのために行動できるよう、背中を押してもらえるドラマだと思います。別の作品でお世話になった西浦正記監督もおられるので、信頼して作品に身を委ねつつ、幼なじみの役柄として玉木さん演じる越前剛太郎を支えていきたいと思います」と感じ入る部分が多い作品だった様子。

離婚した剛太郎の元妻で、新聞記者の草壁佐和子役を担う優香は、「初めてのテレビ東京さんのドラマ出演なので、とてもうれしく思います。“検察審査会”という存在は聞いたことはありましたが、誰もが関わることになるかもしれない身近なことなのに、詳しいことは知りませんでした。11人の個性豊かな検察審査員が事件を解決していくのが面白いですし、気持ちがいいです。もし自分が検察審査員に選ばれたら…と考えながら、一緒になって楽しめるドラマでもあると思います。剛太郎と佐和子の元夫婦の関係性もすてきだなと思ってもらえたら。お楽しみください!」とメッセージを寄せている。

検察審査会の一員で、ネイルサロンを経営する高飛車な甲野美弥役・高岡は、「近頃、玉木さんとご一緒させていただく機会が多いですが、今回はまた違う関係性の役柄なので、どんな雰囲気でいらっしゃるかとても楽しみです。11人の個性豊かな検察審査員。年齢も幅広いので、たくさんの意見が飛び交う楽しい現場になるといいですね。どうぞ、ご自身も審査員になった気分でお楽しみいただけたらと思います」とコメント。

そして、ココリコ・田中は、裏でいろいろと画策し、検察という国家権力を私物化している東京地検特捜部長・桧山卯之助役。「法のプロでない検察審査会によって事件の真相が明らかになっていくさまがとても面白いです。そんなプロではないメンバーだからこそ忖度(そんたく)なく真正面から正しい判断を下せるのだと思います」と見解を述べる田中は、「私が演じる桧山はそんな人間ではなさそうですが…。もしかしたら桧山には、事件がひっくり返ると困るようなことがあるのかもしれません。もしかして、検察の人間としては最低なのかもしれません。そんな桧山をしっかりと演じ、作品の一部になれるよう頑張りたいです」と意欲を燃やしている。

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