〆の雑炊は朝ごはんにも活躍!「水炊き+つけダレ」で鍋を楽しもう♪

おはようございます。ダイエットレシピ野菜料理家 やのくにこです。

冬になると、美味しそうな「鍋の素」がスーパーにたくさん並びますよね。「寄せ鍋」「水炊き」「キムチ鍋」「エスニック鍋」「トマト鍋」「豆乳鍋」…など、鍋の素はバラエティ豊富で選ぶのも楽しいもの。

けれど、鍋の素には、どの味にするか家族で意見が合わなかったり、鍋パーティーで好みが分かれたり、同じ味が続いて飽きてしまったり、といったデメリットもあります。

今日は、それぞれが好きな味で鍋を楽しめて、作り方もとっても簡単。翌朝は雑炊も楽しめる、おすすめの鍋スタイルをご紹介します。

〆の雑炊は朝ごはんにも活躍!「水炊き+つけダレ」で鍋を楽しもう♪

最後まで飽きずに食べられて、それぞれが好きな味で楽しめるのが、野菜をたっぷり入れた「水炊き風鍋」です。

これは、野菜と骨付き鶏を水で煮るシンプルな鍋。素材からうまみやだしが出るので、だしをとる手間がいりません。

水炊きなら、それぞれがお好みのタレをつけて、好きな味わいを楽しめます。また、「まずはポン酢で、次は塩だれで」など、一度にいろいろな味で鍋が食べられます。

我が家では、ポン酢醬油とごまだれを合わせたタレが定番です。

水炊きがキムチ鍋になる便利なタレも

そして、味変として楽しんでいるのが、「キムチ鍋になるつけダレ」です。

器にコチュジャン小さじ1と鍋の煮汁お玉1杯(50ml程度)を入れて溶かし、キムチを加えて混ぜるだけ。あとは、鍋で煮えた具材をつけて食べると、キムチ鍋のような味わいが楽しめます。

エスニックなら「ハリッサ」や「サテトム」をプラス

家族の中でエスニック鍋が食べたい人がいたら、ぜひ使ってみてほしいのが「ハリッサ」と「ヒハツ」という調味料。

ハリッサは地中海生まれの唐辛子ペーストで、これを使うとピリ辛で一気にエスニック気分にいざないます。こちらもハリッサ小さじ1とヒハツ少々、鍋の煮汁をお玉1杯分を加え混ぜ合わせます。食べ続けると癖になる味わいですよ。

「サテトム」はベトナムの海老ラー油ペーストで、この調味料を使うと、ピリ辛ですがトムヤムクンのような香りがして食欲をそそります。小さじ1のサテトムをお玉1杯分の煮汁で溶きましょう。

いろんなつけダレを作って、鍋パーティの時に楽しむのもいいですね。

〆の雑炊は、翌朝も楽しめる

基本は水炊きなので、具材をすべて食べた後は澄んだ綺麗なスープが残ります。〆の雑炊まで食べきれないときは、捨てずに具をザルなどで濾して、蓋つきの容器に移して、冷蔵庫で保存しておきましょう。

このスープで朝ごはんに雑炊を作ると、この上なく美味しい雑炊になりますよ!

だし醤油を少々と溶き卵、青ネギを加えるだけで、栄養満点な朝ごはんが作れます。鍋料理をした後は、残った汁は捨てないで、ぜひ活用してくださいね。

寒い朝に温まる一杯。遅く起きた土曜の朝にもおすすめです。

次回はお節料理でお馴染みの「田作り」の作り方をご紹介します。お酒のおつまみにも、朝ごはんにも、手作りすると驚くほど美味しい「田作り」です。どうぞお楽しみに。

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