アストンヴィラ、ビジャレアルの若手ウインガーに関心 1月に獲得の可能性も

写真:アストンヴィラが獲得を狙うバエナ ©Getty Images

アストンヴィラがビジャレアルに所属するスペイン代表FWアレックス・バエナに関心を示しているようだ。イギリス『90min』が報じている。

現在22歳のバエナは、左サイドを主戦場としながらも右サイドや中央でもプレーすることができる将来有望なウインガー。今シーズンはリーグ戦13試合に先発出場し、1ゴール5アシストを記録している。また、今年9月に行われたUEFA EURO 2024予選を戦うスペイン代表にも選出され、キプロス戦の途中からピッチに入りA代表デビューを果たすと、出場からわずか1分後にゴールを決める活躍を見せた。

アストンヴィラは現在、10勝2分け3敗でプレミアリーグの3位に位置しており、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場も夢ではない。アストンヴィラのモンチSDは、トップ4フィニッシュに向けてウナイ・エメリ監督が求めるワイドでプレーできる選手の獲得に資金を投じる準備ができているそうだ。

そこでバエナに白羽の矢が立った。

エメリ監督は、ビジャレアルを指揮していた時からバエナのことを評価しており、以前からクラブ上層部に彼の獲得を勧めていたとされている。また、アストンヴィラはリーグ戦に加えてヨーロッパカンファレンスリーグも戦っており、両コンペティションで好成績を残すためにも戦力を充実させたいと考えているようだ。

アストンヴィラは1月にもチームに加えたいと考えているようだが、バエナにはアーセナルやリヴァプール、マンチェスター・シティも獲得に興味を持っているとされており、手中に収めるのは簡単ではなさそうだ。

なお、バエナには契約解除金として5100万ポンド(約92億円)が設定されている。

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