栃木県内で意欲的に地産地消に取りくむ団体の表彰式が、１２月９日に栃木県庁で開かれました。
これは、栃木県やＪＡなどでつくる実行委員会が毎年開いているものです。最高賞の「とちぎ地産地消夢大賞」に選ばれたのは、小山市に本社がある株式会社エイジェックファームです。
エイジェックファームは閉校した小学校を使って野菜の栽培や加工品の製造などを行い、直営店や道の駅などで販売する六次産業化に取り組んでいます。また、障がい者の就労支援事業所やスポーツチームと連携して障がい者やアスリートの雇用や受け入れを進めていて地域活性化に貢献していることが評価されました。
その他、優秀賞には宇都宮白楊高校食品科学科の取り組みなどが選ばれました。
また、９日は食育を進めるための絵画・ポスターコンクールの表彰式も行われました。応募があった２３９８点の中から最優秀賞に輝いたのは、栃木市の岩舟中学校１年今井優理菜さんの作品です。
今井さんの作品は今後、ポスターとして栃木県内の小中学校などに配られます。また、優秀作品は１２月１５日まで県庁１５階の展望ロビーに展示されます。
