久保が1G1Aと躍動!前半に3点を奪ったソシエダがビジャレアルに完勝【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

久保建英の所属するレアル・ソシエダは9日、ラ・リーガ第16節ビジャレアルと対戦し3-0で勝利した。久保はフル出場、49分に今季6点目を記録している。

公式戦6試合負けなしの6位ソシエダ(勝ち点)が、同じく5試合負けなしの12位ビジャレアルのホームに乗り込んだ一戦。ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ2回戦のアンドラッチ(4部)戦に途中出場した久保は3トップの右で先発出場している。

ソシエダは開始早々の5分、ブライス・メンデスの右クロスからゴール前のメリーノが決定機を迎えたが、ヘディングシュートはGKヨルゲンセンのセーブに防がれた。

一進一退の展開が続く中、23分にキャプーのラフプレーでブライス・メンデスが右腕を痛めると、一度はプレーに復帰したが、29分に自らピッチに座り込んでしまい、トゥリエンテスとの交代でピッチを後に。

不運な形で交代カードを切ったソシエダだったが、38分にセットプレーからスコアを動かす。久保の右CKをニアに走り込んだメリーノがヘディングシュートでゴール左に流し込んだ。

さらにソシエダは、41分にもショートコーナーの流れからボックス右でボールを受けたザハリャンがシュート性のクロスを供給すると、ニアサイドのスビメンディが左足で流し込み、ネットを揺らした。

リードを広げたソシエダは45分にピンチ。、左CKのこぼれ球を拾ったパレホがペナルティアーク内から左足一閃。強烈なシュートをGKレミロが弾くとこぼれ球にジェラール・モレノが反応したが、このシュートもメリーノがファインセーブ。

このまま前半終了かと思われたが、ソシエダは前半終了間際に49分に敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、メリーノのパスをボックス右で受けた久保がゴール前まで切り込み、落ち着いてゴールネットを揺らした。

3点リードで前半を終えたソシエダだが、後半は積極的な入りを見せたビジャレアルに主導権を握られ、やや劣勢の時間が続く。すると68分、ペドラサのパスでDFの裏に抜け出したバエナにGKとの一対一の状況を作られたが、これは飛び出したGKレミロがファインセーブ。

さらにソシエダは、84分にも飛び出したGKレミロが弾いたこぼれ球を拾ったジェラール・モレノに決定機を許したが、狙いすましたループシュートはゴール右に外れた。

結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。久保が1ゴール1アシストと躍動したソシエダが、前半のリードを守り抜きビジャレアルに完勝している。

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