中高生国際プログラミング、滝沢二中・男子が2年連続の最優秀賞

好成績を収め喜びに浸る(左から)柳村祐羽さん、遠藤穂花さん、松草海音さん、坂下渉さん

 中高生国際Ruby(ルビー)プログラミングコンテスト(実行委主催)の最終審査会は9日、東京都三鷹市で開かれ、ゲーム部門で滝沢二中科学技術部の男子チーム「ダイスマン」が同校として2年連続の最優秀賞に輝いた。女子チーム「噂(うわさ)の海鮮先輩」は審査員特別賞を受賞した。

 男子チームの松草海音(かい)さん、坂下渉さん(ともに3年)はさいころを使ったパズルゲーム「DICE(ダイス)」を制作。縦列か横列を回転させて目を合わせ、高得点を目指すプログラムには高校数学を用いた。

 女子チームの遠藤穂花さん、柳村祐羽(ゆう)さん(同)は大手企業の社長室から極秘ファイルを入手し逃走する「Challenging Spy(チャレンジング・スパイ)」を作った。柳村さんは「直前まで視覚的にこだわった点が評価されてうれしい。今後は教える側としても活動したい」と思い描く。

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