石ころで簡単DIY「ストーンアート」ってなに?かわいい&遊べる作り方レシピ5選!

石に色を塗ったり絵を描いたりして作る「ストーンアート」。自然の素材を使うので、キャンプの遊びにもってこいです!そこで今回は、ストーンアートの魅力から作り方まで丁寧に解説します。キャンプ遊びの幅を広げたい人、工作やインテリアが好きな人は要チェックですよ♪

拾った石ころが大変身!「ストーンアート」とは?

筆者撮影

ストーンアートとは、その名の通り石で作るアート作品。作り方は簡単で、河原や海辺などで拾った石に絵の具やポスカなどで絵を描いて仕上げるだけ!

自然の中に落ちている石を拾って制作するので材料費もかからず、キャンプやアウトドアでの遊びにぴったりなんです。

また、石を拾う時から想像力を膨らませて色合いやデザインを考えながら制作する工程は、小学生の自由研究にもうってつけ!

本格的にデザインを考えて作りこめば、インテリアやペーパーウェイト(重石)など使用用途が広がりますよ。

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大人も子どもも一緒に楽しめるストーンアート。一緒に挑戦してみましょう!

作るだけじゃない「ストーンアート」の魅力4選

さまざまな楽しみ方があるストーンアート。ここからは、その4つの魅力について解説していきます!

魅力①世界にひとつだけのオリジナル作品が作れる

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ストーンアートの材料は自然の中に落ちている石ころですが、同じ形の石はふたつとありません。そのひとつひとつの石にオリジナルのデザインを施していくことで、世界でたったひとつだけの作品が生まれます。

同じようなデザインにしても、作り手によって違う雰囲気に仕上がるところも大きな魅力です。唯一無二の自分だけのオリジナル作品は、愛着も湧いて宝物になりますよ!

魅力②キャンプ遊びにもってこい!

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ストーンアートを制作するためには、まずは自分の作りたいデザインに合った形の石を探します。

例えば、クリスマスツリーのオブジェを作りたい時は木の形に似たものを探しますよね。そして、これだと思ったものが見つかればいいのですが、見つからない時もあるでしょう。そんな時は逆の発想で、石の形に合ったデザインを考えます。

このように臨機応変に発想の転換をしながら石を拾う作業は、子どもも大人も熱中します。特に子どもの想像力を育てるにはもってこいの遊びになりますよ!

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また、ストーンアートの材料の石は、外に出ないと探せません。石は河原や海岸などに多くありますが、川や海近くのキャンプ場は石を探すのに絶好の環境です。

自然の中に探しに行くことで、子ども達もより楽しんでストーンアート作りを楽しんでくれますよ。

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アウトドア感覚で楽しめるのもストーンアートの魅力です!

魅力③子どもの自由研究工作にぴったり!

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ストーンアートは石に絵を描いて完成させる簡単な工作なので、小さな子どもでも手軽にできます。何かテーマを決めて作れば、小学生の夏休みの自由研究にもぴったり。親子で何を描こうかと考えながら制作する時間は、とても楽しいものですよ。

また、凝れば凝るほど難易度&完成度の高い作品を作ることができます。子どもの遊びと思わず、大人もチャレンジしてみてくださいね♪

魅力④安く制作できる

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ストーンアートは外に落ちている石を使うので、少しの材料費で制作できます。着色に使う絵の具やポスカなどの準備は必要ですが、家にあるもので十分です。

材料を買いに行くなどの手間がなく思い立ったらすぐ作れるという点も取り入れやすいポイントですね。

【材料・事前準備】ストーンアートを作ってみよう!

それでは早速ストーンアートを作っていきましょう!まずは、ストーンアート制作に必要な材料や下準備について解説します。

材料

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  • 絵の具
  • 筆・パレット
  • ポスカや油性ペン
  • マグネットシート(100均で購入)

石はなるべく表面がつるつるしたものを選ぶと色塗りや文字書きがしやすくなります。

また、絵の具は水彩絵の具でも十分ですが、耐水性のあるアクリル絵の具を使うとより発色もよく濡れにも強くなりますよ。ポスカや油性ペンは、先が細いものが描きやすくおすすめです。

マグネットシートは、石の裏に貼ってストーンマグネットにしたい時に使います。100均でさまざまな形のものが売っているので、お好みで準備してくださいね!

事前準備・石を洗う

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拾った石は汚れているので、よく洗いましょう。

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石の凹凸に汚れが入り込んでいるので、スポンジを使うとよく落ちますよ。

【ストーンアートの作り方レシピ5選】おしゃれなクリスマス柄やゲーム用も!

事前準備ができたら、ストーンアートを制作していきましょう!ゲームやインテリアなど、さまざまなシーンに使えるレシピを5つ用意しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

1.三目並べ

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「三目並べ」とは、3×3 の格子を用意し2人が交互に「○」と「✕」を書き込んでいき3つ並べるゲーム。〇×ゲームとも言われるこのお馴染みのゲームを石で作ってみました。

今回は3×3で作ったので小さな子ども向けの簡単なものですが、5×5・7×7と増やして難易度を上げられます。

今回はクリスマスデザインで作ってみました!

作り方

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白と緑の絵の具を使います。

筆者撮影

石を緑と白に分けて塗っていきましょう!水彩絵の具は色によって色が薄いものもあるので、2度塗りすると綺麗に色が出ます。

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石を乾かします。片面だけでもOKですが、両面塗る場合は片側ずつ乾かしながら塗りましょう。

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早く乾燥させたい時はドライヤーを使うのがおすすめ!

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石が乾いたら、ポスカで雪の結晶を描いていきます。まず、十字を書いた後にさらに2本線を入れます。

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8本の線それぞれに、上記のように枝を描いていけばOK!

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周りがさみしい感じがしたので、雪をイメージした水玉を描きました。

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雪の結晶の書き方は簡単でかわいいので、覚えておくとストーンアート以外にも使えそうです!

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白には緑色のポスカを使って同じ要領で描いていきます。すべての石にペイントできたら完成です!

三目並べで遊んで盛り上がりましょう。クリスマスオブジェなどおしゃれなインテリアにも使えますよ♪

2.ペーパーウェイト

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ストーンアートは、紙類が風で飛ばされないよう抑えるためのペーパーウェイト(重石)にも使えます。

キャンプではよく紙皿を使いますが、風で紙皿が飛ばされてしまって食事どころではない!ということがありますよね。

そんな時はストーンアートで作ったペーパーウェイトを置いておけば、おしゃれに紙皿を守ってくれますよ。

作り方

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好きな色の絵の具を使って石に色を塗り、乾燥させます。

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ポスカでハートを描いて塗りつぶします。ポスカは発色がよく、重ね塗りできるので使い勝手がいいですね!

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最後に白のポスカで縁取りをすれば完成です!

筆者撮影

並べてもかわいい!ぜひお好みのデザインで作ってみてくださいね。

3.ストーンマグネット

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石の裏にマグネットシートを貼って、ストーンマグネットを作ってみました!

マグネットシートは通常の磁石と比べると力が弱いので、石が重いと鉄部になかなかくっついてくれません。なるべく軽くて、シートが貼りやすい平べったい石を選ぶのがポイントです

作り方

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石を絵の具で好きな色に塗り、乾燥させます。

筆者撮影

今回はメッセージを書いたデザインにしたいので、好きな文字を書いて装飾していきます。

筆者撮影

他の石も同じように作ったら、マグネットシートの出番です。

筆者撮影

マグネットシートを石に合わせて切っていきます。

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このように、石の裏側にぴったり貼り付けたら完成です!筆者は裏面が凸凹の石を選んでしまったので磁力が落ちてしまいました……。みなさんは薄くて平べったい石で作ってみてくださいね!

4.石積みバランスゲーム

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「石積みバランスゲーム」は、いかに高く石を積み上げられるかを競うゲームです。

こちらはかわいいモンスターフェイスに仕上げてみました!なるべく重ねやすくて平べったい石を使うと高く積み上げられますよ。

作り方

筆者撮影

石を絵の具で好きな色に塗って乾燥させます。

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次に、ポスカを使ってモンスターの顔を描いていきましょう!まずは、白のポスカで白目を描きます。

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次に、黒で黒目を入れます。

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そして、口や牙を描いたらできあがりです!積み上げて遊んでみましょう♪

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たくさん作れば、ゲームがより長く楽しめますよ!

5.クリスマスオブジェ

筆者撮影

かわいいサンタさんとツリーのオブジェを作ってみました。同じ要領でハロウィンやひな祭りなどのデザインに変えれば、年間を通してストーンアートを楽しめますよ♪

作り方

筆者撮影

まずはサンタさんから作っていきましょう!石を絵の具で白く塗ります。白は色が出にくいので、2度塗りがおすすめです。

筆者撮影

上部に、帽子となる赤を塗ります。

筆者撮影

赤い帽子の下に白を少し残して、顔となる肌色を塗ります。

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帽子上部に白でポンポン、黒で目、赤で鼻を描いたらできあがりです!

次はツリーを作ります。

筆者撮影

ポスカでツリーの絵を描きます。

筆者撮影

ツリーの周りを赤で塗っていきます。細かいところを塗る時は、絵の具よりポスカの方が上手に描きやすいのでおすすめです。

筆者は極細ポスカを使っているので細かい作業には使い勝手がいいのですが、色塗りはちょっと大変でした。細かいところはポスカ、広い範囲を塗る時は絵の具、と使い分けるといいかもしれませんね。

筆者撮影

全体に色を塗れたらできあがりです!

筆者撮影

リビングのテレビ台にも置いてみました。インテリアとしても映えますよね!

1人1人のデザインが面白い!みんなでストーンアートを作って楽しもう

筆者撮影

みんなで楽しく作ることができるストーンアート。作るだけでなく、おもちゃやオブジェなどさまざまな使い道があるのも嬉しいですね!みんなで何を作ろうかとワクワクしながら石拾いをして絵を描く時間は、かけがえのない思い出となることでしょう。ぜひ世界にひとつだけのストーンアートを作ってみてくださいね。

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