ヤンキースが現地11日にロサンゼルスで山本由伸と面会 米記者報道

パドレスとの大型トレードでフアン・ソトを獲得することに成功したヤンキースだが、ハル・スタインブレナー・オーナーはまだ満足していないようだ。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、ヤンキースは現地時間の月曜日(11日)にロサンゼルスで山本由伸と面会予定だという。ソトに続いて山本を獲得すると、ヤンキースの年俸総額は球団史上初めて3億ドルを超える可能性もあるが、スタインブレナー・オーナーは前向きな姿勢を見せているとみられる。

ヤンキースが現地時間の月曜日(11日)に山本と面会予定であることは、以前から「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者が報じていた。今回のヘイマン記者のリポートは、より詳細な形で報じたものとなる。ヤンキースの代表団がロサンゼルスへ移動し、山本サイドとの契約交渉を行うようだ。

「SNY」のアンディ・マルティノ記者は、スタインブレナー・オーナーの考えをよく知る関係者から聞いた話として「年俸総額が3億ドルを超えることに前向き」であることを報じている。ソトを獲得したことにより、ヤンキースのぜいたく税計算上のペイロールは2億8000万ドルに迫っており、総額2億ドル以上の大型契約が予想される山本を獲得すれば、3億ドルを突破するのは確実。だからといって、スタインブレナー・オーナーは山本争奪戦から撤退するつもりはないようだ。

山本争奪戦に関しては、ヤンキースとメッツのニューヨーク2球団が有力視されているが、大谷翔平の獲得に成功したドジャースも日本人スターのダブル獲得を狙っているとみられる。ほかには投手補強が急務のレッドソックス、大谷争奪戦に敗れたジャイアンツ、カブス、ブルージェイズ、エンゼルスなどが山本獲得に乗り出すことになりそうだ。「大谷の次に決まる大物は山本だろう」と予想する声も多く、大谷争奪戦が決着し、いよいよ山本争奪戦が本格的にスタートすることになる。

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