大河ドラマ「どうする家康」最終回あらすじ・神の君へ

江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』(NHK)。12月17日に「神の君へ」と題する最終回(第48回)が放送される。

自ら前線に立ち、豊臣との最終決戦に臨む徳川家康(松本潤)(C)NHK

大筒による攻撃によって難攻不落の大坂城は崩壊し、徳川軍と豊臣軍が対峙した『大坂冬の陣』で家康方が勝利を収めた前回(12月10日放送)。その後の和議では、豊臣の世嗣・秀頼(作間龍斗)が大坂に留まることと引き換えに、城の堀を埋めることで和議が成立する。

しかし、乱世を望む荒武者たちが全国から大坂城に集まり続け、「豊臣を滅ぼすまで平穏は訪れない」と悟る家康(松本潤)。ふたたび大坂城に兵を進めて最終決戦へと臨む家康に、浅井三姉妹の次女・初(鈴木杏)と、三女・江(マイコ)は、姉の茶々を止められるのは家康だけだと訴えるのだった。

家康が乱世を終える覚悟で豊臣との決戦に踏み切り、自ら前線に立つ最終回。真田信繁(日向亘)らが家康の首をめがけて攻め込むも、戦況は徳川優勢で進む。秀頼の正室で、家康の孫娘である千姫(原菜乃華)は、茶々と秀頼の助命を訴えるも、家康が下した決断は非情なものだった。

翌年、活気に満ちあふれた江戸では僧・南光坊天海が家康の偉業を称え、のちの三代将軍・家光となる竹千代には乳母の福(のちの春日局/寺島しのぶ)が「神の君」の逸話を語っていた。そんななか、家康は突然の病に倒れて・・・。

本作は、襲い来る窮地に次々と決断を迫られながらも、個性派ぞろいの家臣団と力を合わせて生き延びてきた男が、戦国乱世に終止符を打って天下統一に辿り着くまでの物語。

2024年度の大河ドラマ『光る君へ』は、大石静脚本・吉高由里子主演で、平安時代中期に『源氏物語』を書き上げた女性・紫式部の一生を描く物語。1月7日よりNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアムは夕方6時から、BS4Kでは昼12時15分からスタート。初回は15分拡大版で放映される。

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