「M-1グランプリ2023」決勝戦&敗者復活戦のMCが決定! 決勝戦審査員は17日放送の事前特番内で発表

テレビ朝日系では12月24日に「M-1グランプリ2023」(午後6:30=ABCテレビ制作)の敗者復活戦および決勝戦を生放送。ダンビラムーチョ、カベポスター、マユリカ、モグライダー、くらげ、令和ロマン、さや香、真空ジェシカ、ヤーレンズの9組が決勝へ進出することが発表されているが、このたび、決勝戦のMCが今田耕司と上戸彩に決定。最後の1枠を目指し熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられる敗者復活戦のMCが陣内智則と西野七瀬に決まった。

2001年にスタートし、今年で19回目を迎える「M-1グランプリ」。敗者復活戦は、今年から会場を新たに屋内とし、観客動員数が1500人を超える見込みのビッグイベントを陣内と西野が先導する。そして、コンビを組んで13回目となる今田と上戸につないでいく。

また、今年は決勝戦の翌日のクリスマスに「M-1グランプリ」の舞台裏を見せるスペシャル番組「速報!M-1ネクストデイ〜王者誕生までの舞台裏〜」(午後8:00。一部地域を除く)を生放送。ファイナリストが集結し、優勝ネタやSNS等で話題になったネタについて、決勝戦の映像や、密着取材映像、審査員のリアクションなどを織り交ぜ、視聴者が実は見たかった“あの時の瞬間”をつまびらかにしていく。

さらに、決勝戦1週間前の12月17日に放送される「超お宝映像で振り返る!M-1衝撃の瞬間SP」(午後0:55)で、決勝戦の審査員を発表することも分かった。「M-1グランプリ」決勝戦の前も後も、息をつく暇もないほど盛り上がっていくこと間違いなしだ。

そして、2018年から5年にわたり、審査員を務めてきた立川志らくが、今年審査員から勇退することとなった。落語界の隆盛な時代を築き、20人近くの弟子を抱える志らくは、落語家という顔だけでなく、映画評論家、劇団主宰と幅広い分野に精通。その視野の広さで「M-1グランプリ」のファイナリストたちの審査をしてきた。

勇退にあたって、志らくは「5年もの長い間、若い才能の塊の芸に触れることができて感謝しております。 当初は漫才師でもないヤツがなぜ審査をするんだと非難もされましたが、私としては漫才師No.1を決めると同時に、明日のお笑いのスターを決める大会でもあると思っていたので、落語家がいてもいいのではとそういう思いでやってきました」と思いを口にしつつ、「ランジャタイをはじめとするヨネダ2000、トム・ブラウンのようなぶっ飛んだ漫才を高評価する審査員として一部ファンに支持されてきました。私が審査員から卒業することで、中には志らく枠が消えてぶっ飛んだ漫才が不利になるという意見も耳にしました。でも多くの人が見ています。ダウンタウンも当初はきわもの扱い。それが今やトップスター。ダウンタウンのようにマニアックが天下を取ればカリスマになれる! そしてもう一つ。魅力ある漫才師を目指して。どんなにテクニックがあっても魅力には太刀打ちできないんだから。もちろん正統派も頑張って! みんな頑張って!」と、若き漫才師たちにエールを送っている。

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