山本由伸は今後2週間程度で決断か ジャイアンツとも面会の報道

ポスティング制度によるメジャー移籍を目指している山本由伸は、日本時間1月5日午前7時がメジャー各球団との交渉期限となっている。多くのチームから関心を寄せられているため、すぐに移籍先を決められるような状況ではないが、決断までにそれほど長くはかからないとみられているようだ。米メディア「ジ・アスレチック」のウィル・サモン記者によると、複数の球界関係者は「山本が今後2週間程度で移籍先のチームを決めるだろう」と考えているという。クリスマスあたりが「Xデー」となるかもしれない。

山本の獲得を狙っているチームのうち、すでに山本との面会を済ませているのはメッツだ。スティーブ・コーエン・オーナーとデービッド・スターンズ編成本部長をはじめとする代表団が日本を訪れ、山本サイドと直接会っていたことが明らかになった。また、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のバスター・オルニー記者によると、山本は現地日曜(10日)にジャイアンツとも面会していたという。さらに、現地月曜(11日)にはヤンキースと面会予定であることが報じられている。

今後、他のチームとの面会が続くとみられ、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者はドジャースを山本獲得の有力候補の1つに挙げている。大谷翔平と10年7億ドルという超大型契約で合意したドジャースだが、大谷サイドが提案した「前例のない大規模な後払い」によって補強資金を確保。先発投手の補強が急務となっており、大谷と山本のダブル獲得を実現させることを狙っているとみられる。

それ以外にも、大谷争奪戦に敗れたカブス、ブルージェイズ、エンゼルスや、ウィンター・ミーティング期間中に山本獲得を「最重要事項」の1つに挙げていたレッドソックスも山本獲得に乗り出す可能性がある。「ニューヨークの2チームが最有力」との声もあるが、ドジャースやジャイアンツもかなり意欲的とみられており、争奪戦の行方はまだまだわからない。あと2週間ほどは山本争奪戦の動向から目が離せない日々が続きそうだ。

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