元なでしこジャパンの籾木結花がリンシェーピングを退団、今季15得点でリーグ最優秀MF選出

今季リーグ戦15ゴールの籾木結花[写真:Getty Images]

リンシェーピングFCは11日、元なでしこジャパンのMF籾木結花(27)が退団することを発表した。
【写真】リーグ公式が籾木結花の受賞を伝える

籾木は日テレ・東京ヴェルディベレーザの育成組織出身、メニーナの出身で、トップチーム昇格を経て2020年5月にアメリカのOLレインへ加入した。

リンシェーピングへは2度の期限付き移籍を経て2022年から完全移籍で加入。スウェーデンでは述べ4シーズンプレーし、今季は終盤戦でリーグ戦7試合連続ゴールをマークするなど、昨季の7得点を大幅に上回る15ゴールをマークした。

アシスト数も「7」を記録し、ゴール+アシスト数では、リーグ1位タイ。自身初となる女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場も果たし、ダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)の最優秀MFにも選出。最優秀選手(MVP)にもノミネートされていた。

チームを去ることになった籾木は、クラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。

「まずは『本当にありがとう』と言わせてください。ここに来られたことへとても感謝していますし、どれほど幸せだったかは伝えきれません。チームも、周囲の方々もみんな大好きです」

「皆さんと固い絆を築けたこと、とても誇りに思います。だからこそ、リンシェーピングで過ごしたすべての瞬間が、私にとってとても特別なものであると同時に、お別れをいうのが寂しくなります。ライオンはいつも私の心の中で生き続けます。皆さん本当に大好きです」

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