「Yキューブ」人の動きに呼応する体験型デジタル・アート
新港中央広場に登場するのは、巨大なキューブを中心としたデジタル・アート「Yキューブ」。キューブを中心に広がる、国内最大級のインタラクティブ・プロジェクションマッピングを楽しむことができます。
新港広場に現れた巨大なデジタルアート「Yキューブ」
インタラクティブ・プロジェクションマッピングとは、人の動きに呼応して光の動きが変化するプロジェクションマッピングのことで、自分自身がアートの一部に入り込んだような感覚になる、不思議なアートです。
人の動きに反応し光の色や動きが変化します
新港中央広場周辺はかつて、陸と海をつなぐ場所であり、汽車と船が出会う場所でした。そのような物事や人々が混ざる様を仮想的で非規則的な光の動きによって表現しています。また、火力を使った汽車、海の上を進む船、つまり火と水のエネルギーが出会う場所でもあることから、エネルギーを感じる要素を盛り込んだ演出となっています。
新港中央広場では、インフォメーションデスクが設置されているので、イベント全体のパンフレットも入手できます。
ネオンの光るヨルノヨの文字が目印です
「ハイライト・オブ・ヨコハマ」横浜の夜景が躍動する光と音のショー
Yキューブを楽しんだ後は、大さん橋方面に移動しましょう。途中の象の鼻パークでは、「Yコンテナ」が設置されています。こちらでも音と光のアートを楽しむことができます。
コンテナの中に入って写真撮影も可能です
「ハイライト・オブ・ヨコハマ」は、過去最大となる横浜の40施設が、音楽に合わせて光を放つ、スペクタクルショー。
17:30から21:00の間、30分間隔で5分間のショーが開催されます。おすすめの鑑賞スポットは、街全体を見渡せる「大さん橋」。街全体が光と音楽で躍動する様子を体感することができます。
音楽に合わせて横浜の街が光る様子は圧巻です!
ヨルノヨのためにアレンジされた、横浜市民に親しみ深い「横浜市歌」とオリジナル曲が交互に流れ、音楽に合わせて各施設の光の色が変化。ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルや横浜マリンタワーなどの高さのある施設からは、レーザーが放たれ、横浜の夜空で交錯する様子が幻想的です。
マリンタワーから放たれる夜空を彩るレーザー
横浜には歴史的な建造物から、新しい施設まで様々な文化を持った建物が並んでいます。そこでは様々な人が働き、生活しています。光の色や、光るタイミングをあえて合わせず、離れたり、合流したりするような演出が、多様な文化や人が混ざる横浜の街を象徴しています。
見慣れた横浜の景色も、光の演出によって新しい視点で、新鮮な気分で眺めることができます。
「Yターミナル」海の上の壮大なプロジェクションマッピング
大さん橋のウッドデッキでは、波打つような光が広がる、海の上のプロジェクションマッピング「Yターミナル」を楽しむことができます。
カラフルなボールが動く演出
大きなクジラが泳いだり、カラフルな波がうごめいたり、様々な変化があり、何度でも見たくなる演出。
大さん橋のウッドデッキは一つとして同じパーツがないような、面白い空間です。その空間に光を使うことで、今までになかったような発見をしてもらいたいという思いも込められたプロジェクションマッピングになっています。
プロジェクションマッピング越しに見る横浜の夜景もとても美しいです
まとめ
横浜の冬の夜を彩る「ヨルノヨ2023」。街中がプロジェクションマッピングで彩られるのは、日本国内では珍しく、横浜でしか体験できない景色を楽しむことができます。
この冬はぜひ、横浜で様々なイルミネーションを楽しんでみてください!
赤レンガパークからの景色
概要
【開催期間】2023年11月27日(月)~2024年1月4日(木)
【開催時間】17:00~21:05
【場所】新港中央広場、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、山下公園 ほか
【入場料】無料
<お問合せ>クリエイティブ・ライト・ヨコハマ実行委員会事務局TEL:045-323-9142