インテル・マイアミ、年明けにサウジ遠征を実施 メッシvsロナウドが実現へ

写真:サッカー界を引っ張ってきた両選手が再び相まみえることになりそうだ ©Getty Images

インテル・マイアミは現地時間12月12日、2024年の1月下旬から2月上旬にかけてサウジアラビアに遠征し、プレシーズントーナメントのリヤド・シーズン・カップに参加することをクラブの公式サイトなどで発表した。インテル・マイアミにとってはクラブ初の海外ツアーになるという。

同カップ戦において、インテル・マイアミはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルおよびアル・ナスルと対戦する。アル・ナスルにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属しているため、インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと久々にピッチで対峙することになりそうだ。

インテル・マイアミのチーフ・サッカー・ディレクター兼スポーツ・ディレクターを務めるクリス・ヘンダーソン氏は、今回のサウジアラビアツアーの意義を次のように語っている。

「これらの試合はインテル・マイアミにとっては重要なテストであり、新シーズンに向けてメリットの多い試合となるだろう。我々のチームが、アル・ヒラルやアル・ナスルといったクオリティーの高いチームと対戦できることに興奮を感じている」

インテル・マイアミは2024年1月29日、リヤドのキングダム・アリーナでアル・ヒラルと対戦する。同クラブにはブラジル代表FWネイマールが所属しているものの、現在はヒザのケガで長期離脱中のため、バルセロナやパリ・サンジェルマンでチームメートだったメッシとの対戦は実現しない。ネイマール以外にはセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチやポルトガル代表MFルベン・ネヴェス、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリなどが所属している。

そして2月1日には、同じくキングダム・アリーナでアル・ナスルと対戦する。クリスティアーノ・ロナウド以外にもセネガル代表FWサディオ・マネやスペイン代表DFアイメリク・ラポルテらが所属している。

インテル・マイアミの公式サイトではメッシとクリスティアーノ・ロナウドの公式戦での対戦記録も紹介している。両者はこれまでに35回対戦しており、メッシが16勝、クリスティアーノ・ロナウドが10勝、9つの引き分けになっているという。また、その35回の対戦でメッシは21ゴール12アシスト、クリスティアーノ・ロナウドは20ゴール1アシストを記録しているという。

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