リバプール時代の悪夢から2028日…カリウスがCLミラン戦に出場へ

カリウスがCL出場へ[写真:Getty Images]

ニューカッスルのドイツ人GKロリス・カリウス。チャンピオンズリーグ(CL)のピッチに舞い戻る可能性があるという。イギリス『サン』が伝えている。

2018年5月26日、2017-18シーズンのCL決勝レアル・マドリーvsリバプール。当時13年ぶりの欧州制覇を目指したリバプールのGKとしてフル出場したカリウスは、痛恨の判断ミスからマドリーのFWカリム・ベンゼマ(現アル・イテハド)に先制点を“プレゼント”…

さらに1点を追う終盤にも、FWギャレス・ベイル(現役引退)の弾丸ミドルシュートを弾ききれず後逸…カリウスが2失点に絡んだリバプールは1-3と破れ去った。

この一戦をキッカケに選手キャリアが後退している印象の拭えないカリウス。シーズン後に加入したGKアリソンに定位置を譲ることとなり、自身は翌18-19シーズンから3年連続レンタル...復帰した21-22シーズンの出番もゼロで、昨季からはニューカッスルに3番手GKとして在籍する。

ニューカッスル加入から約1年半、プレーしたのは昨季のEFLカップ(カラバオ・カップ)決勝マンチェスター・ユナイテッド戦1試合のみとなっているが、現在のチームは正GKニック・ポープが肩脱臼で長期離脱を余儀なくされ、2番手GKマルティン・ドゥブラフカがリーグ戦2試合連続でフル出場している。

ただ、13日にCLグループF最終節のミラン戦を控えるなか、ドゥブラフカが11日のチーム練習に姿を見せず…どうやらこちらも何らかのケガを負った模様で、これにより、カリウスがミラン戦のピッチに立つ可能性が高まっている格好だ。

悪夢のマドリー戦から2028日…カリウスはグループ3位からの逆転ラウンド16進出を目指すニューカッスルのGKとして、本拠地セント・ジェームズ・パークのピッチに立つことになるのだろうか。

© 株式会社シーソーゲーム