「途中出場FWとして完璧」マドリーの“良質バックアッパー”33歳ホセルは好調を維持できる?「終盤戦も活躍を…」

頼れるバックアッパー・ホセル[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのスペイン代表FWホセル(33)は、現在の好調をどこまでキープするだろうか。

今夏エスパニョールから買い取りオプション付きの1年レンタルでマドリーへ加入したホセル。昨季ラ・リーガ16得点男のマドリーでの立場は2トップのバックアッパーだが、リーグ戦16試合で5得点、チャンピオンズリーグ(CL)5試合で3得点と、サブにしては十分すぎる活躍を披露する。

また、1069分間で計8得点のため、およそ133分間に1点をゲットしている計算に。90分に換算すれば2試合1点のペース…やはり高い決定力が光る。

そんなホセルについて、スペイン『カデナ・セル』の記者や同番組のレギュラーコメンテーターらが議論。「マドリーにおけるホセルの重要性」を議論した。

アントニオ・ロメロ氏/『カデナ・セル』記者
「ホセルは言わば無敵の男。マドリーに来て素晴らしいシーズンを送っているし、彼自身も良い仕事をしている」

フリオ・プリド氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「もしマドリーの2トップにおいて、ホセルがファーストチョイスだったとしたら…それは悪い作戦と言える。だが、実際の役割は明白。マドリーがホセルにゴールの全責任を負わすことはないだろう? 今の立ち位置でパーフェクトなのだ」

トマス・ロンセロ氏/『アス』マドリー部門編集長
「ホセルはここ数年のマドリーにいなかったタイプのストライカー。私の目にはスペインNo.1のフィニッシャーに映っているよ。マドリーは彼を正当に評価できていないとさえ思える。ゴールは彼の自信をさらに高めていく」

ヘスス・ガジェゴ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「ホセルはここまで8ゴール。途中出場が多いストライカーとしては完璧なパフォーマンスだ。買い取りは150万ユーロ(約2億3000万円)で済むそうだし、いずれマドリーはこれを支払うことになるだろう」

アンヘル・チャザーリ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「マドリーはシーズンが佳境に差し掛かった時に初めて評価されるようになるチーム。その時期にホセルが今と同じ活躍をしているとは思えない。マドリーがCLで優勝したとして、そこにホセルの姿はないだろう」

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