グループ最下位でCL敗退…それでもニューカッスル指揮官は「これ以上ないほど誇らしい」

久々のCLで奮闘するも、ニューカッスルの敗退が決定[写真:Getty Images]

ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)敗退を嘆いた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

13日に行われたCLグループF最終節でミランと対戦したニューカッスル。すでに自力でのグループステージ突破は消滅し、勝利が最低条件となる中、33分にMFジョエリントンのゴールで先制して後半へ。追加点を狙いたいところだったが逆に59分に同点とされると、終盤には逆転弾を許し1-2で敗れた。

この結果、ニューカッスルはグループ最下位でCL敗退が決定。試合後にハウ監督は多くのケガ人が発生したことによる影響の大きさを嘆きつつ、久々の舞台となったCLでの戦いぶりを称えている。

「我々はチームの力、特に試合での激しさがCLにおいてどれだけ重要になるか理解してシーズンに臨んだ。だが、残念ながらその力を失ってしまったと思う。我々はスタメンの選択や交代について、ほとんど選択肢がない状態でCLに挑むことになった。それが多くの試合で痛手になったのだ」

「これは言い訳したいわけではなく、ただの事実だ。今日ですら、望まなかった選手交代を2回もしなければならなかった。この結果にはショックを受けているよ」

「今、あのPSGの疑惑のPKなどを持ち出すのは愚かだ。今夜、我々にはやるべきことをやる機会があったのだから。ただ、選手は努力不足だったわけではない」

「肉体的にも精神的にも、ピッチ上ですべてを出し尽くせたことをこれ以上なく誇らしく思う。我々はここから学び、プレミアリーグで必要になるものすべてを吸収するつもりだ」

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