「メガネ全然くもらない」 信州大発ベンチャー開発のマスク 受験生に配布【長野・上田市】

信州大学発のベンチャー企業が開発した「息のしやすいマスク」。
インフルエンザが流行する中、大学入試が迫る受験生に配られました。

受験前の体調管理。
勉強と同じくらい重要と言っても過言ではありません。

■ナフィアス 渡辺圭社長
「私も受験を経験した身であり、間近に受験を控えている人がいっぱいいるのは分かっていて」

■受験生(18)
「普段メガネが曇っちゃうが全然曇らないので通気性抜群だと思う」

プレゼントされたのは、信州大学繊維学部の中にあるベンチャー企業が10年以上かけて開発した「エアーエムワン」。
フィルターの薄さはなんと5000分の1ミリ。
一般的なマスクより薄く通気性が良くなっていますが、微粒子や花粉、ウイルス飛沫はほとんど通しません。

■受験生(18)
「とても吸いやすい。ここからまた気合入れて頑張ろうと思う」

■信学会上田予備学校 宮口圭校長
「これから(の時期)は勉強だけじゃなく体調管理も非常に重要になってきます。
新型コロナも5類になっているが今年はさらにインフルエンザも流行っている」

県は先月8日に調査開始以来最も早く「インフルエンザ警報」を発表。
今も基準値を上回っていて、流行が続いています。
10日までの1週間に県内88の定点医療機関で確認された患者数は平均46.23人で、
前の週に比べて増加しています。

■ナフィアス 渡辺圭社長
「『人事を尽くして天命を待つ』という風なことをしてもらいたい」

大学入試の第一関門となる共通テストは1月13、14日です。

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