「都大路」の呼び名で知られる全国高校駅伝に出場する佐久長聖高校駅伝部。
史上最速メンバーがそろい、6年ぶりの優勝に自信をみせました。
全国高校駅伝に26年連続出場。
去年は準優勝で、日本人選手のみの高校最速記録を樹立した佐久長聖駅伝部。
今年は史上最速と言われる層の厚いメンバーがそろいました。
■佐久長聖駅伝部 高見沢勝監督
「全国的に見ても今までにないチームじゃないかなと思ってますんで。
子どもたちが頑張った結果がチームとしてタイムに表れるんじゃないかなと思ってます」
エースでキャプテンの長野市出身・永原颯磨選手。
3000m障害で日本高校最速タイムを樹立。
夏のインターハイでも優勝しましたが、けがのため予選会には出場できませんでした。
■佐久長聖高校駅伝部 永原颯磨選手
「(けがで)気持ちの部分すごい落ちてしまったのがあって。
常に先を見てやれるのが大事というのを今回けがを通して感じられた部分がある」
永原選手不在の中、チームを支えたのが山口竣平選手です。
県予選では区間新記録の快走。
チームも永原選手抜きで県記録を更新しました。
■佐久長聖高校駅伝部 山口竣平選手
「(永原が)いなくなった中でも、永原頼りにならず自分が主役だって気持ちになれたからこそこういう結果が出た」
県予選の記録は、都大路を走るどのチームよりも速いタイムです。
史上最速メンバーで目指すは6年ぶり3回目の日本一です。
■佐久長聖高校駅伝部 永原颯磨主将
「今年1年は悔いを晴らすためにやってきていますので。チームとして向かっていきたいと思っているので、
期待に応えられるような順位を取っていきたいと考えています」
チームは15日から滋賀で合宿に入り、本番に備えます。