長崎県は14日、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの最近1週間（4～10日）の感染状況を公表した。インフルエンザの感染者数は前週より257人増加。定点当たりの報告数は3週連続で警報レベル（30人）を超え、県は警報を継続している。
県によると、県内70の定点医療機関当たりの報告数は38.57人。年代別では、10代と10歳未満の感染者数が全体の75％以上を占めた。
全10カ所の保健所管内別で30人を超えたのが5カ所。最多は対馬の80.33人で、県北64.50人、長崎53.76人、県央44人、壱岐33.33人などと続いた。県南、西彼、佐世保が20人台、上五島、五島が10人台。
新型コロナの報告数は、70医療機関で計194人。定点当たり2.77人で、2週連続で増加した。
