火のついた薪や炭を鎮火してくれる火消し壺。最近はその代用品として「火消し袋」が登場していますが、アツアツの熾火を入れても大丈夫?火消し壺の代用品になる?と不安を感じる人も少なくないはず。そこで、気になっていた『Feel so nice! camp / 'nアッシュバッグ』を購入してデイキャンプで使ってきました!
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最近よく見かける「火消し袋」ってなに?
「火消し壺」は、燃えている炭や薪を消火してくれる便利アイテム。消灯時間になったのに火が消えず寝られない、チェックアウト時間が迫っているのに片付けられないといった悩みを解決してくれます。
消火後の炭は再利用できたり、キャンプ場を安全・清潔に保てたりとSDGsの取り組みとしても積極的に使いたいアイテムなのですが、問題はかさ張ること。ツーリングや徒歩キャンパーには携帯不可能なサイズです。
そんな悩みを解決してくれるアイテムとして、近年人気を集めているのが「火消し袋」。
デザイン性も高く、コンパクトに折りたためる魅力的な商品をよく見かけます。しかし、火消し壺の代用品として使えるの?と疑わずにはいられません……。そこで、実際に購入して使ってみました!
火消し袋の中でもハイスペック!『Feel so nice! camp / 'nアッシュバッグ』の特徴
数ある火消し袋の中から私が選んだのは、Feel so nice! campの『'nアッシュバッグ』。SサイズとMサイズの2サイズ展開で、私は大きい方のMサイズを購入しました。
まずは特徴をチェックしていきましょう!
特徴①携帯性抜群の折り畳み式
火消し袋の最大のメリットは、コンパクトに折りたためて携帯しやすいこと。『'nアッシュバッグ』を折りたたみ、上部についているコードで括り付けると、約8.5×11×6cm(Mサイズ)ほどの大きさになりました。
重さは約340g。エコバッグをガッチリさせた程度のサイズ感なので、バッグに入れても邪魔になりません。ツーリングや徒歩キャンパーでも使えますね!
特徴②使いやすい自立式・蓋なし構造
「袋」なのでペラペラしているのかと思いきや、かなりガッチリとした素材です。マチがたっぷり設けられており、広げるとこの通り自立します。
また、マジックテープで口を閉じられる構造になっているので扱いもスマートです。
特徴③約1,000℃まで耐えられる高耐熱性特殊素材
『'nアッシュバッグ』の素材は、耐熱ガラス繊維にシリコンコーティングを施した耐熱温度1,000℃ほどの高耐熱性特殊素材を採用。他メーカーと比較しても高水準です。
焚き火の炎は1,000℃前後、熾火は700℃程度と言われているので、スペック表記上は熾火であれば耐えられそうですね。
デイキャンプで『Feel so nice! camp / 'nアッシュバッグ』を使ってみた!
それでは『'nアッシュバッグ』をデイキャンプで使ってきた様子をお伝えします。
想定外の雨・雪にてんやわんや……!それでも焼き芋を焼く
この日は平日のデイキャンプ。子どもが学校へ行っている間に優雅な焚き火タイム……と思ったら、想定外の雨や雪に見舞われ終始てんやわんや!
それでも「息子たちにお土産を持って帰らなきゃ♪」と意気込み、焼き芋を焼きます。
なんとか焼き芋は焼けましたが、気付いたときにはタイムリミットの15時半に!急いで撤収しないと子どものお迎えに間に合いません。
そうだ!『'nアッシュバッグ』を使ってみよう
炎は出ていないものの、赤く燃えていますね。
煙が出てるけど大丈夫かな……?と不安を感じながらも炭を投入。生地が焼け焦げてしまわないか心配です。
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さて、このアツアツの焼き芋、どうやって持って帰ろう……?
丸ごと『'nアッシュバッグ』に入れてしまいましょう!
最後に、焚き火台に残った灰もザザザーっと流し込みました。開口部が斜めにカットされているので、灰をこぼさず入れられました。
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焚き火の片付けがあっという間に終わっちゃった!
口を閉じたら、上部の余った部分を折りたたみます。空気に触れるスペースを減らして、消化のスピードを早めるためです。
ここでみなさん、私が素手で持っていることにお気付きでしょうか?
これまで使ってきた金属製の火消し壺はチンチンに熱くなるため、冷めるまで持ち運べませんでした。
一方、『'nアッシュバッグ』なら中身を入れた直後でもこの通り素手で持ててしまいました!ほんのり温かいと感じる程度の温度です。
※今回は検証のため素手で触っていますが、メーカーでは軍手や革手袋の使用を推奨しています。ご使用の際は十分にご注意ください。
車の足元に置いて、帰宅
テントを畳み、撤収作業を終えて車に戻るころには一切温かさを感じなくなっていました。車の足元に置いて持ち帰ります。
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片付けがスピーディーに終わったから、子どものお迎えに間に合いそう!
約1時間半後、開けてみると……
子どもたちのお迎えを無事終え、家に戻ったのが約1時間半後。
『'nアッシュバッグ』を開けてみると消化されている様子。内部には水滴がつき、結露していました。
恐る恐る手を入れて、焼き芋を取り出すと、
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全く熱くない!食べるときには電子レンジで温め直さないと。
完全に消化できていると確認できたので、中身はゴミ箱へ。再利用できそうなものは取り除いて、次回のキャンプで使います!
袋の中をのぞいてみると、灰で汚れていますがダメージは見られません。これはすごいです!
水洗いできるとのことなので、シャワーで汚れを落としてみました。
水を切って乾かすと、この通り!焦げなどのダメージは一切なく、新品同様と言っても過言ではありません。期待以上の結果に大満足です。
『Feel so nice! camp / 'nアッシュバッグ』はこんな人・こんなシーンにおすすめ
『'nアッシュバッグ』のおかげで、爆速で焚き火の片付けをして帰ってくることができました。
1度の使用ではありますが、『'nアッシュバッグ』がどんな人・どんなシーンにおすすめなのか考えてみましたので、気になっている人は参考にしてみてください♪
火消し壺の大きさをネックに感じている人
『'nアッシュバッグ』はコンパクトな収納サイズが魅力です。ツーリングや徒歩キャンパー、荷物が多いファミリーキャンパーなど荷物を増やしたくない人におすすめです!
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持ち帰るときは、付属のコードをザックに引っ掛けることもできますよ!
スピーディーに撤収したい人、ファミリーキャンパー
『'nアッシュバッグ』を使ってみて、中身の熱が外側まで伝わりにくく、火消し壺に比べて冷めるまでのスピードが圧倒的に早く感じました。そのため、今回の私のように素早く撤収作業を終えて帰りたい人に重宝するはず。
また、小さな子どもがいるファミリーキャンパーにもおすすめです!熱くなった火消し壺を触ってしまうと火傷の可能性がありますが、『'nアッシュバッグ』ならリスクが低く安心です。
灰捨て場のない場所でのBBQやキャンプ
管理者が常駐しているキャンプ場では灰捨て場が用意されていることがほとんど。しかし、無料のキャンプ場や河原でのBBQ、山に入って野営をするときは灰捨て場がありません。
炭は自然に還らないため、火消し袋を使って持ち帰りましょう!
火消し袋なら『Feel so nice! camp / 'nアッシュバッグ』がおすすめ!
火消し壺の代わりになるのか、半信半疑で購入した『'nアッシュバッグ』。炎が出ているような高温状態では使用できないものの、耐熱温度約1,000℃と火消し袋の中でも高水準のスペックの素材を採用しているため、熾火であればダメージなく使えるとわかりました。
これからのキャンプでもリピ決定です!消火や炭の処理にお悩みの人は、取り入れてみてはいかがでしょうか?
▼コンパクトなサイズが欲しい人はSサイズがおすすめ!
▼今回ご紹介したのは大きめのMサイズ。