国登録有形文化財「三五荘」屋根葺き替え工事終了【長野・軽井沢町】

およそ200年前に建てられた軽井沢町の日本家屋。建築を学ぶ学生が14日、初めて葺き替えられた茅葺屋根などを見学しました。
軽井沢町にある「三五荘」(さんごそう)はおよそ200年前、豪農の民家を移築した建物です。2007年に国登録有形文化財に指定されました。

■学生
「(茅葺屋根を)新しくしたばかりなのできれいですね」

東京の専門学校、中央工学校の軽井沢研修所の中にあり、学生の学びの場となっています。

■学生
「前の素材を活かしつつできているということがすごい。技術とかも受け継がれている」

学生たちは建物の内部を見学しました。
茅葺屋根は今月上旬、建築されて以降初めて全面が葺き替えられました。

「ここは蚕を飼ってたので実際は天井が大変低いんです」

学生にとっては、日本建築の技術と文化を知る貴重な体験となりました。

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