宇都宮ブリッツェンが来季の体制発表 新加入選手らが意気込み!

 自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンは15日、栃木県庁で来シーズンの新体制を発表し、新加入選手らが意気込みを語りました。

 今シーズン限りで主力級やベテランの5選手が退団したため、大幅な戦力補強が必要となったブリッツェンは、コロンビア人選手2人を含む6人を新たに獲得し、顔ぶれが一新しました。

 コロンビア人選手の2人は、UCIアメリカツアーのブエルタ・ア・コロンビアで去年(2022年)ステージ7位、西村大輝監督のかつてのチームメイトのルーベン・アコスタ選手と、ステージ3位のジェシット・シエッラ選手です。

 両選手は「チームに貢献し、表彰台の頂点にチーム名を掲げるよう全力を尽くす」などとコメントを寄せました。

 また、今年(2023年)の全日本選手権ロードレースで12位、世代屈指の実力者・武山晃輔選手がチーム右京から入団するほか、キナンレーシングから花田聖誠選手が入り、来シーズンは選手11人が「赤いジャージ」で戦います。

 キャプテンは今シーズンに続いて、2年連続で谷順成選手が務めます。

 新シーズンのチームスローガンは「世界を広げる」。ローカル都市を拠点とする地域密着型チームでありながら、インターナショナルな陣容でアジアナンバーワンを目指して戦います。チームは来年(2024年)3月に行われるUCIアジアツアーのツール・ド・台湾に3回目の参戦が決まっていて、西村監督は優勝を目指すと意気込みました。

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