横浜DeNAから国内フリーエージェント(FA)権を行使した石田健大投手が残留を決断したことが16日、分かった。ヤクルトからオファーを受け、熟考を重ねていたが、10年目の来季もベイスターズファンの前で腕を振ることを決めた。
石田は広島工から法大を経て、2015年にドラフト2位で入団。2年目に自己最多9勝を挙げ、3度目の開幕投手を務めた今季は4勝9敗、防御率3.97だった。
20年には50試合に登板し25ホールド、防御率2.53をマークするなど、中継ぎの経験も豊富だ。11月には「ファンからありがたい言葉をもらって感謝しないといけないと感じた」と話しており、愛着のあるチームでプレーを続けることを決めた。近く複数年契約を結ぶとみられる。