ハンク・アーロン賞発表 アは大谷、ナはアクーニャがともに初受賞

日本時間12月17日、ハンク・アーロン賞の受賞者が発表され、アメリカン・リーグは今季エンゼルスでプレーした大谷翔平(現ドジャース)、ナショナル・リーグはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が選出された。2021年から3年連続でファイナリスト入りしていた大谷だが、過去2年間は受賞を逃し、ようやく初受賞。日本人選手初の快挙となった。ハンク・アーロン賞は攻撃面で総合的に最も優れたパフォーマンスを見せた選手を表彰するものであり、1999年に表彰がスタートした。

ア・リーグは大谷のほか、ヨーダン・アルバレス(アストロズ)、ヤンディ・ディアス(レイズ)、アドリス・ガルシア(レンジャーズ)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、コリー・シーガー(レンジャーズ)、マーカス・セミエン(レンジャーズ)、カイル・タッカー(アストロズ)がファイナリストとなっていたが、本塁打、出塁率、長打率、OPSの各部門でトップの数字を残した大谷が順当に選出。大谷は打者として135試合に出場し、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066をマークした。

ナ・リーグはアクーニャJr.のほか、ルイス・アライズ(マーリンズ)、コディ・ベリンジャー(カブス)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)、コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)、フレディ・フリーマン(ドジャース)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、マット・オルソン(ブレーブス)、フアン・ソト(パドレス)がファイナリストとなっていたが、メジャー史上初の40本塁打&70盗塁を達成したアクーニャJr.が受賞。アクーニャJr.は159試合に出場し、打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012という素晴らしい活躍を見せた。

なお、受賞者はチッパー・ジョーンズ、ペドロ・マルティネス、ジョン・スモルツ、ケン・グリフィーJr.といった殿堂入り選手たちで構成される選考委員会の投票で決定され、ファン投票の結果も1票分としてカウントされる。

The post ハンク・アーロン賞発表 アは大谷、ナはアクーニャがともに初受賞 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.