年末恒例の水槽大掃除 奄美海洋展示館=ウミガメ移動、水ゴゴケ落とす

鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は12月12日、大水槽の大掃除を始めた。6月と年末の恒例行事。約150トンの海水をすべて抜き、職員総出で疑似サンゴと水槽を磨き上げた。大掃除は14日まで続いた。

大水槽の汚れを落とす職員ら=12月12日、奄美海洋展示館

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初日は午前7時半に開始。人気者のウミガメたちの移動に始まり、排水をしながら魚類約60匹もバックヤードの仮屋へ。水槽を空にした後は洗剤とブラシ、高圧洗浄機を使って水ゴケなどを丁寧にこすり落とした。

営業再開は15日の午前9時半から。同館の森田雅人施設長は「きれいになった水槽でまた魚たちを見に来てほしい」と呼び掛けた。料金は大人500円、小中学生300円、4歳以上100円。入館は午後5時半まで。

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