アーセナルが補強リストにボーンマスの元イングランド代表FWドミニク・ソランケ(26)を加えたようだ。イギリス『デイリー・スター』が報じた。
かねてからストライカー獲得の必要性が囁かれているアーセナル。賭博規則違反により、1月まで活動禁止処分が下るブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)がメインターゲットと目されており、冬の移籍市場での動向に注目が集まっている。
しかし、トニーに対してはトッテナムやチェルシーといったライバルクラブも関心。アーセナルは入札合戦によって不必要に引き上げられた金額での獲得は避けたいと考えているようで、ソランケを新たに獲得候補に挙げているという。
アーセナルの首脳陣はソランケのハードワークを厭わないプレーに感銘を受けており、まだまだ改善の余地があるとも考えているとのこと。一方のボーンマスも資金調達に向けオファーに耳を傾ける準備があるようで、移籍金は5000万ポンド(約90億2000万円)程度と評価しているという。
2019年1月にリバプールから移籍したソランケは、今シーズンここまでリーグ戦8ゴールを決めており、プレミアリーグにおける自身のキャリアハイを更新中。好調を維持しているこの26歳は9月にボーンマスとの契約を2027年6月までに更新したばかりだ。
なお、アーセナルだけでなくウェストハムもソランケ獲得に興味を示しているとのこと。デイビッド・モイーズ監督が1月のストライカー獲得を切望しているようだが、まずは予算を増やすために選手を売却する必要があるという。