低迷セビージャがキケ・フローレス新監督招へいを発表! 初陣は19日グラナダとの下位対決に

低迷セビージャ立て直しを託されたキケ・フローレス新監督[写真:Getty Images]

セビージャは18日、キケ・サンチェス・フローレス氏(58)の新監督就任を発表した。契約期間は2025年6月30日までの1年半となる。

ホセ・ルイス・メンディリバル、ディエゴ・アロンソと2人の指揮官の下で今シーズンを戦ってきたセビージャ。10月10日に就任した前ウルグアイ代表指揮官の下では格下相手のコパ・デル・レイで2勝を挙げた一方、ラ・リーガでは5分け3敗の未勝利で16位に順位を落とし、チャンピオンズリーグでは4戦全敗に終わり、最下位での敗退が決定した。

この成績不振を受け、クラブは16日に行われたヘタフェ戦での0-3の惨敗後に解任を決断していた。

この苦境のなかで名門立て直しを託されたのは、国内外で豊富な経験を持つ58歳のスペイン人指揮官だ。

現役時代にスペイン代表として活躍し、レアル・マドリーでもプレー経験のあるフローレス氏。引退後は古巣マドリーのカンテラで指導者キャリアを開始し、2004-05シーズンのヘタフェがラ・リーガ初監督の舞台となった。

その後はバレンシアやアトレティコ・マドリーなどの国内クラブのみならず、中東UAEでも指揮を執り、ワトフォードの指揮官としてプレミアリーグも経験。2021年10月からは約2年のブランクを経て、自身3度目となるヘタフェの指揮官に就任したが、今年4月末に成績不振を理由に解任されていた。

なお、フローレス新監督の初陣は19日にアウェイで行われるラ・リーガ第18節、19位のグラナダとの下位対決となる。

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