老人ホーム暴行事件で元職員を不起訴【長野・松本市】

松本市の老人ホームで入所者の男性に暴行を加えた疑いで先月逮捕された元職員について、検察は不起訴処分としました。
松本区検が18日付けで不起訴処分としたのは、松本市にある老人ホームの70代の元職員です。
元職員は、当時90歳の入所者に対し、布団の上から頭を手の平で1回押したとして、11月、暴行容疑で送検されていました。

老人ホームの運営会社が防犯カメラを確認したところ、暴行の様子が映っていたということです。
警察によりますと、入所者にけがはなかったとみられます。
検察は不起訴処分の理由を明らかにしていませんが、「しかるべく捜査を尽くし証拠内容を検討した」としています。

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