なでしこMF宮澤ひなたが足首骨折で手術、ユナイテッドが発表…パリ五輪最終予選控えるなでしこジャパンにも大きな痛手

ブラジルとの試合で骨折していた[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドは19日、なでしこジャパンのMF宮澤ひなたの骨折を発表した。

マイナビ仙台レディースから今シーズン移籍した宮澤。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の得点王として大きな期待を寄せられての海外初挑戦となった。

11月26日のFA女子スーパーリーグ(FAWSL)第8節ブリストル・シティ戦では移籍後初ゴールも決め、ユナイテッドの勝利に貢献していた宮澤。その後はなでしこジャパンに合流し、ブラジル女子代表との国際親善試合2連戦を戦ったが、58分から途中投入された12月3日の試合では出場直後に左足を負傷し、わずか4分でピッチを後にしていた。

ユナイテッドのマーク・スキナー監督は10日のFAWSL第9節トッテナム戦に向けた記者会見で宮澤の負傷状況について「ヒナはおそらくクリスマスが終わるまでプレーできないだろう」と言及。検査の結果、足首を骨折していたことが判明した。

クラブの発表によれば手術を実施し無事に成功。リハビリをスタートしたとのことで、復帰時期は現時点で未定となっている。

なでしこジャパンは、来年2月に北朝鮮女子代表とのパリ・オリンピック最終予選を控えている状況。復帰は難しいと見られるが、手痛い負傷となってしまった。

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