土壇場でベスト4進出ならずもニューカッスル指揮官はチームの守備に誇り「本当に本当によく守っていた」

敗戦もチームを称えたハウ監督[写真:Getty Images]

ニューカッスルのエディ・ハウ監督が敗戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドを下してEFLカップ(カラバオカップ)のベスト8まで勝ち進み、19日には準々決勝チェルシー戦に臨んだニューカッスル。前半のうちにFWカラム・ウィルソンのゴールで先制すると、その後は終盤まで耐え続けたが後半アディショナルタイムに追いつかれ、PK戦の末、ベスト4入りを逃した。

試合後、ハウ監督は同様に後半アディショナルで追いつかれたチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を引き合いに出しつつ、選手たちの奮闘ぶりを回想。チームの守備を称えた。

「大きな打撃だ。PSG戦の試合終了時と似たような感じだ。選手たちは献身的に全力を尽くしたし、長い間リードしていた」

「我々は本当に本当によく守っていたし、ゴールラインを割らせなかった」

「我々の失点はいつも、個人ではなくチームによる失点だ。今日はチームが守備面で優れていたと思った」

また、ハウ監督はMFモイセス・カイセドから激しいタックルを受けたFWアンソニー・ゴードンや、「スネにひどい傷を負っていて、今はかなり痛がっている」と状態を明かしたDFエミル・クラフトらの負傷交代に触れつつ、そういったアクシデントに見舞われながら耐え続けたことを改めて誇った。

「我々の調子はとても良かったし、決定的なチャンスは作らせなかった。ケガのせいでまた何回かの交代を余儀なくされた。選手たちをどれだけ褒めても褒め足りない」

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