避難指示の範囲を縮小 白馬村土砂災害 復旧作業長期化も…【長野・白馬村】

土砂災害の発生から5日目となる白馬村で、一部地域に出されていた避難指示の範囲が20日朝、縮小されました。

■記者
「避難指示が解除されたホテルでは入浴施設から泥を吸い出す作業が始まっています」

白馬村のみそら野地区で16日、山の沢筋で土砂崩落が起き、土砂と水が道路や住宅地へ流れ込みました。被害にあった建物は少なくとも16軒にのぼりこのうち、全壊が1軒、床下浸水が2軒あったということです。
村は96軒に避難指示を出していましたが、20日朝、みそら野地区の一部、29軒に範囲を縮小しました。
ただ、11世帯24人が宿泊施設に避難しているということです。
まだ沢から水が流れていて重機を入れて土砂が撤去出来ないため復旧作業は長期化すると見込まれています。

© 長野朝日放送株式会社