レノファ山口FCは20日、湘南ベルマーレに所属するFW若月大和(21)の完全移籍加入を発表した。
群馬県出身の若月は、2019年に湘南で特別指定選手として公式戦デビュー。その後、スイスのシオンに期限付き移籍して2年間プレーしたのち、2022シーズンから湘南に復帰した。
湘南ではなかなか出場機会をつかめず、今シーズンも公式戦15試合に出場したものの、明治安田生命J1リーグでの出場は7試合にとどまり、先発出場はわずか2試合に。6月以降はほとんど試合出場がないままシーズンを終えていた。
山口に活躍の場を移すことになった若月は、両クラブを通じてコメントしている。
◆レノファ山口FC
「レノファ山口FC関わる全てのみなさん、若月大和です。自分の武器はスピードとドリブルです。そこからチャンスを作りたくさんの得点を取れるように頑張ります。来シーズン、多くの勝利をファン、サポーターの皆さんと共に掴めるよう、覚悟を持って全力を尽くしますのでよろしくお願いします」
◆湘南ベルマーレ
「この度、レノファ山口に移籍することになりました。スイスから帰ってきて、成長した姿を見せたかったですが、自分の力不足でなかなか試合に出ることができず、悔しい思いをしました」
「その中でも、監督やコーチ、選手からたくさんのアドバイスをもらい日々成長を感じ、とても充実した時間を過ごすことができました。そして、試合に出場した時や練習公開日などで、たくさんの声援をくれたファン、サポーターに背中を押され、勇気をもらいました」
「もっと試合に出て活躍する姿を見せたかったという後悔が残りますが、この悔しさを力に変えて頑張ってきます。湘南ベルマーレに関わるすべての皆さま、2年間ありがとうございました」