【MLB】大谷がすでにドジャースで果たしている大きな役割とは?

写真:ドジャースに移籍した大谷翔平

日本時間12月20日、大谷翔平がドジャースへの移籍を発表し、10日ほどが経過した。そんな中、大谷はすでにドジャースの中で大きな役割を果たしていると、MLB公式サイトのサラ・ウェクスラー記者が報じている。

大谷がドジャースに加入した1週間後にドジャースはレイズとトレードをし、タイラー・グラスノーとマニュエル・マーゴを獲得した。このトレードに大谷は大きな貢献をしていたという。具体的には、大谷がグラスノーに対し、ドジャース勧誘のビデオメッセージを送っていたというのである。結果的にグラスノーはドジャースと5年総額1億3650万ドルの契約を結んだのである。

いかに大谷の与える影響が大きいかがよくわかる。ドジャースはグラスノー以外にも投手の補強を進めている。先日、山本由伸とドジャースタジアムで面談したと報じられていたが、この時には大谷だけでなく、ムーキー・ベッツやフレディ・フリーマンも同席したと言われている。選手が交渉の場に同席することは、日本ではあまりなじみのないことであるが、アメリカでは近年浸透しつつあるのだろう。

大谷はエンゼルス在籍時から、“勝てるチーム”に強いこだわりを持っていた。そんな中で11年連続ポストシーズンに出場しているドジャースは大谷の希望に合うチームである。来シーズン、ドジャースが12年連続のポストシーズン進出を果たし、2020年シーズン以来のワールドシリーズ制覇を達成するために、大谷が妥協することはないだろう。

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