CB補強最優先事項のスパーズ、本命トディボ獲得へすでに交渉開始

スパーズ行きが取り沙汰されるトディボ[写真:Getty Images]

トッテナムが、ニースのフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(23)獲得に向けて選手間、クラブ間の交渉を進めている。

元々のセンターバックの選手層の薄さに加え、ミッキー・ファン・デ・フェンが長期離脱を強いられているトッテナム。

3試合のサスペンションが開けたクリスティアン・ロメロに加え、ベン・デイビスのハイパフォーマンスによって直近のノッティンガム・フォレスト戦では久々のクリーンシートを記録したが、“カードコレクター”であるロメロのプレースタイル、選手層の薄さを鑑みれば今冬補強の最優先事項だ。

アンジェ・ポステコグルー監督も先日の記者会見の場で、今冬のセンターバック補強の必要性を明言している。

ここ最近ではジェノアのルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(21)への関心も伝えられたが、本命は以前から獲得への動きが伝えられるトディボのようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、トッテナムはすでに今冬の補強に向けてトディボ、ニースの双方と交渉を開始しているという。

一部で選手サイドはトッテナム行きに前向きな姿勢を示しているとの報道もあるが、ロマーノ氏はニースとの交渉が一筋縄ではいかないとの見解を示している。

なお、トッテナム以前からトディボへの関心を示すマンチェスター・ユナイテッドに関しては、今冬の補強に否定的な姿勢を示しているが、ニースの現オーナーであるサー・ジム・ラトクリフ氏と『INEOS』の少数出資が確認されれば、今冬獲得に踏み切る可能性も十分にあるようだ。

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